ガイナ塗料の価格・デメリット・評判など解説!苦情などの失敗例はある?

ガイナは、JAXAが開発した断熱技術を応用した断熱・遮熱塗料です。
取り扱いの塗装店も多く、施工実績も豊富なため、塗装店から提案されたという方もいるでしょう。

  • ガイナ塗料の価格、デメリットなどの特徴は?
  • 口コミ・評判、施工例が知りたい!
  • 失敗、苦情などはある?

当ページでは、上記のような疑問を持つ方に向けて解説しています。
ガイナは、メリットはもちろん、デメリットもあるため、自分に合う・合わないもあるでしょう。

しっかりと特徴を把握した上で、複数の塗料と比較する事で自分に合った塗料を選択する事が可能です。
塗装店によって取り扱い塗料も異なるため、2~3社程度の塗装店で相見積もりするようにしましょう。

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ガイナは日進産業が販売する断熱塗料!製品概要・特徴を解説

ガイナを製造・販売する日進産業の会社概要は下記の通りです。

会社名 株式会社日進産業
本社所在地 〒174-0046 東京都板橋区蓮根3-1-15 ガイナ第1ビル
代表取締役社長 石子 達次郎
電話番号 03-5916-4451
ホームページ https://www.gaina.co.jp/

公式のYouTubeチャンネルにて、実際に施工された方のインタビュー動画も公開されていましたので、ピックアップしています。

ガイナの製品仕様

ガイナの製品仕様を抜粋していますので、気になる方は参考にしてください。

樹脂 セラミックとアクリルシリコン樹脂
ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆
艶の状況 艶消し
塗装方法 ハケ/ローラー/吹き付け/コテ施工
希釈剤 水道水

製品仕様で特徴的な事は、艶消しのみだという事です。
マットな仕上がりを希望する方にとっては非常にメリットがありますが、艶ありにしたいと言った方はガイナでは対応できません。

機能性

ガイナは様々な機能性を兼ね備えています。

断熱性 内装にて熱を逃さず暖房効果を高める
遮熱性 太陽光を反射して、夏場の室内の温度を下げる
消臭効果 臭い・汚濁物質の浮遊・付着を抑える
騒音対策 音を反射するだけではなく、制震効果で音を軽減
防露 結露の発生を抑える
不燃性 国土交通省大臣から認定を受けた不燃材料

断熱性・遮熱性として実績のあるガイナですが、その他の機能性も充実しているのが特長です。
遮音効果では、特に雨音対策としてメリットを感じている方もいます。

その他、消臭効果に関しては、ペットを飼っている人やタバコを吸う人の場合、臭いの付着を抑える事が出来ます。

色見本・カタログを見たい!

ガイナの基本となる色見本は公式サイトに公表されていましたので、下記の画像を参考にしてください。

ガイナの色見本

色見本を見るとお分かりの通り、濃い色の取り扱いがありません
濃い色での塗装を希望する場合には、他の塗料を検討する必要があります。

色に関しては、面積効果や光の当たり具合によって実際の塗装色と異なって見える場合があります。
塗装後に塗り直しをする事が出来ませんので、塗り板での確認、カラーシミュレーションを行って慎重に色決めを行うようにしてください。

また、仕上がりバリエーションも掲載がありました。

ガイナの仕上がり

ガイナは、断熱・遮熱の効果を出すために、中空セラミックビーズが含まれています。
このセラミックビーズがあるため、凸凹の表面の仕上がりになるのが特徴です。

フラットな表面を希望する方に関しては、他の塗料を検討する必要があります。

ガイナのメリットを3つ厳選

ガイナのメリット

ガイナを利用する際のメリットも存在します。

遮熱・断熱効果が高い!

ガイナは、JAXAよる供与された断熱技術を元に開発された断熱・遮熱塗料です。
特に断熱性・遮熱性に優れた塗料として、多くの施工実績があります。

特長は、日射を反射する機能で、夏場の暑い時には室温が下がる遮熱性がある事です。
また、断熱性に優れており、冬は屋内の熱が逃げにくく温かい、夏は建物外部で熱の発生を抑えるため、室内の温度を下げる事が出来ます。

その他の機能性も充実しており、非常にグレードの高い塗料だと言えるでしょう。

耐用年数が長い!

ガイナの耐用年数は15~20年と非常に長いのが特長です。
塗り替えサイクルが長いため、メンテナンスが楽になると言ったメリットが挙げられます。

また、1回当たりの価格はガイナは高くなりますが、塗り替えの頻度も少なくなるため、生涯コストも抑える事が可能です。
ご自身の予算などの要望に合わせて、最適な塗料を選択するようにしましょう。

非常に多くの施工実績がある

ガイナを製造・販売する日進産業は大手塗料メーカーではないものの、ガイナ塗料自体の施工実績は豊富です。
2006年から販売開始されており、施工実績が豊富で実証データも集まっているため、品質に関しての安心感もあるでしょう。

また、取り扱いの塗装店も多いため、比較検討する事が出来る事もメリットです。
戸建て住宅の他、公共施設などの塗装実績がある事も信頼の証だと言えます。

ガイナのデメリットを3つピックアップ

ガイナの欠点・デメリット

ガイナを利用する際の欠点・デメリットも存在します。

価格が高い!

ガイナは高い耐用年数と様々な機能性がありますが、その分価格が高いと言ったデメリットが挙げられます。
耐久性があるだけではなく、遮熱・断熱機能の他、様々な機能のある塗料なので、値段が高くなる事は仕方がないでしょう。

出来る限り費用を抑えたいと言った方に関しては、通常の塗料を選ぶのがおすすめです。
遮熱塗料の中でも価格が安い塗料を求める場合は、エスケー化研の「クールタイトF」があります。

耐用年数や機能性に違いがあるため、ご自身に予算や要望に合わせて選択すると良いでしょう。

汚れが付着しやすい

ガイナは艶無しのみのマットな仕上がりになる事が特徴です。
ザラつきのある外壁となるため、雨だれや土ぼこりなどの汚れが付着しやすいと言ったデメリット挙げられます。

外観が汚い事で見た目に出るデメリットの他、遮熱の効果が落ちると言った事も考えられるでしょう。
それでも高い遮熱性・断熱性がある事で人気の塗料ですが、カビや藻が発生しやすい、外壁が汚れやすい立地・地域の方は他の塗料と検討した方が良いかもしれません。

施工期間が長くなる可能性がある

ガイナは保管期間が他の塗料と比較して短いため、ストックする事が難しい塗料です。
そのため、ストックが切れた場合に、発注してから納品までに時間が掛かるため、施工期間が長くなる可能性も想定されるでしょう。

施主の都合で施工期間が限られている場合、施工期間は事前に確認をしておかなければなりません。
ガイナで塗装を検討している方は、「ガイナの施工実績が多い塗装店(実績が多いとストックがある可能性が高い)」「施工期間を確認して間に合いそうな塗装店(ガイナのストックがある塗装店)」で探すようにしましょう。

ガイナの価格・平米単価を掲載!見積もり事例も公開

ガイナの価格・平米単価の相場

ガイナの価格を見ると、一般的な戸建て住宅で「90~150万円前後」と記載してある塗装店・メディアが多いのですが、工事内容や状況によって価格が大きく異なります。
そのため、ガイナの施工単価でも見ておくようにしましょう。

ガイナの公式サイトで公表されている設計価格は、3回塗りの合計で4,300円/㎡です(300㎡以上の屋根へ施工した際の価格)。
※参照:ガイナ設計価格表

実勢価格に関しては、塗装メディア・塗装店のホームページから調査した所、3回塗り合計で3,800円~5,000円/㎡の相場で記載してあるサイトが多くありました。
価格・単価は大きく値幅があるため、正確な価格・単価を知るためには、2~3社程度で相見積もりして比較検討する事が一番確実です。

また、大手塗料メーカーは2023年にも価格改定の発表を次々に行っています。
ガイナに関しても価格改定による価格・単価の値上げが発生する可能性も十分に考えられるでしょう。

価格に関してはあくまでも目安として捉えて、詳細は見積もり依頼をして判断するようにしてください。
当サイトでは、参考までにガイナの見積もり例を下記でも公開しています。

>>外壁塗装【遮熱断熱塗料(ガイナ)】の見積もり

ガイナ水性カチオンシーラーとガイナの合計単価で見ると4,800円/㎡です。
ガイナを検討している方は、目安として参考にしてください。

ガイナは断熱・遮熱効果の高い塗料を検討している人におすすめ

ガイナをおすすめできる人・おすすめできない人

ガイナをおすすめする人・できない人を特徴や口コミなどからの調査結果から考察しました。

おすすめできる人

・断熱、遮熱機能の効果が高い塗料を選びたい人
・耐用年数が長い塗料を選びたい人
・機能性を含めたグレードの高い塗料を選びたい人

とにかく断熱、遮熱効果を重視したいと言った方にはおすすめの塗料です。
また、耐用年数は15~20年程度と、他の塗料と比較しても非常に長い塗料だと言えます。

断熱、遮熱機能に優れている事や耐用年数が長い事の他、遮音・防音、結露防止、空気清浄効果など、様々な機能性が充実しています。
とにかくグレードの高い遮熱・断熱塗料を選びたいと言った方にもおすすめです。

おすすめできない人

・出来るだけ価格を抑えたい人
・艶のある塗装をしてほしい人
・藻やカビなどの汚れが発生しやすい家の人

価格は他の塗料と比較しても高いため、出来るだけ価格を抑えて屋根・外壁塗装を行いたいと言った方にはおすすめする事が出来ません。
また、ガイナは艶無しのみのため、艶ありの塗装を行いたいと言った場合にも別の塗料を検討する必要があります。

その他にも、ガイナは汚れが付着しやすい塗料のため、藻やカビ、その他の汚れが外壁に付着しやすい立地の家の場合にはおすすめできない場合もあるでしょう。
ご自身の家がガイナの条件に合う・合わないがあるため、他の塗料と比較検討して最適な塗料を選ぶ事をおすすめします。

その際には、塗装店によって取り扱い塗料も異なるため、2~3社程度の塗装店に相談すると良いでしょう。
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既にガイナの見積もりを行った方はもちろん、初めて屋根・外壁塗装を行う方は、ぜひ試してみるのがおすすめです。

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ガイナ塗装での苦情・失敗例は?対策も解説

ガイナ塗装の苦情・失敗例

ガイナでの塗装は価格が高い分、苦情や失敗したと感じる方もいるようです。
実際の苦情や失敗例を知っておく事で、対策を取る事が出来ます。

  • 断熱・遮熱の効果がないと感じる
  • 汚れが付きやすいと感じる
  • 施工不良が発生した

実際の試験データに基づいて、断熱・遮熱効果がある事は証明されています。
しかし、過度に期待をし過ぎると、効果を感じにくく失敗したと感じる場合もあるでしょう。

また、汚れが付きやすいと感じる方もいるようです。

その他、施工不良によるトラブル・失敗例も挙げられていました。

施工自体が難しい塗料なので、実績のある塗装店・職人に依頼する事をおすすめします。
そのため、必ず契約前には、実際のガイナの施工例を見せてもらうようにしましょう

また、2023年9月に「GAINA認定施工店制度」が開始されるため、ガイナを検討している方は、認定店で依頼するのが無難だと言えます。

ガイナの口コミ・評判をSNSで調査!施工例も掲載

ガイナの口コミ・評判

ガイナの口コミ・評判を、Googleマップ・Instagram・Twitter・Yahoo!知恵袋など、様々な媒体から調査しました。

ガイナの実際の施工例は、主にSNSから調査しました。
写真付きで掲載されている投稿もピックアップしましたので、色味などの参考にしてください。

また、ガイナの公式ホームページにて施工例が掲載されていました。
ガイナの施工例」から参照してください。

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