下手な外壁塗装になる理由!手抜きをされたら?対処法・クレーム相談先など解説

ほとんどの外壁塗装業者は丁寧な施工を行ってくれますが、一部の業者で手抜き工事などがある事も事実です。

  • 外壁塗装で下手な塗装をされたら困る
  • 仕上がりに不満がある場合はやり直しが出来る?

上記のような疑問を持たれている方もいるでしょう。

当ページでは、下手な外壁塗装によるトラブル事例・下手な外壁塗装をする理由を解説しています。
その他、手抜き工事のトラブルになった際の相談先や、優良業者の選び方についても記載していますので参考にしてください。

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外壁塗装が下手な可能が高い職人の特徴!

外壁塗装が下手な可能が高い職人の特徴を見分ける事が出来れば、思わぬトラブルを避ける事が可能です。
上手に塗装を行う職人は、全ての作業を丁寧に行います。

仕事をしやすい環境を作り、無駄なく工事を進めていけるように、整理整頓が行き届いた現場にします。
普段からお客様に会う事を意識しているので、丁寧な挨拶や服装や髪型も清潔に保つようにしてるのです。

当たり前の事が出来ていない職人は、仕事においても丁寧さに欠ける事が多いので、下手な外壁塗装をする可能性があるでしょう。
以下のような職人に見られる時には注意しなければなりません。

・挨拶がない
・服装、髪型がだらしない
・現場、作業スペースが汚い
・車両が整理整頓されていない
・お客様の家の前でタバコや無駄話をしている

契約前の現場調査や打ち合わせに来た職人・担当者の挨拶など見れる所は見ておいて、近隣で工事を行っている現場があれば見学しにいくのもおすすめです。
外壁塗装が下手な可能が高い職人の特徴があるようであれば、契約自体を検討する必要があります。

下手な塗装業者に依頼する事を防止するために、業者選びのポイントもまとめました。
下手な外壁塗装を防止!優良業者に依頼しよう」も参考にしてください。

職人だけじゃない!下手な悪徳業者の特徴

職人の特徴だけではなく、下手な外壁塗装を行う可能性を秘めている業者自体にも特徴があります。
ザックリ下記の項目に該当している場合にはトラブルになる可能性があるため、契約は控えるようにしましょう。

下手な業者の特徴

・大幅な割引を行う(10%以上の値引き・モニター価格には注意)
・当日契約を煽る
・見積書の内容が薄い(項目数が少なく、一式表記が多い)
・事前点検が適当(10分・20分で終わる)

上記のような業者は、下手な可能性が高いので注意しましょう。
下手な塗装業者に依頼すると、トラブルになる可能性も高いので注意してください。

液だれ?塗りムラ?下手な外壁塗装によるトラブル事例!

下手な外壁塗装によるトラブル事例

下手な外壁塗装をされてしまった場合に想定されるトラブル事例について記載しています。
塗装の品質だけでなく、近隣トラブルに発展する可能性がありますので注意しましょう。

下手な高圧洗浄をされた場合のトラブル事例

外壁塗装の仕上がりをよくするために、高圧洗浄で汚れを綺麗に落とす事は大切な工程です。
しかし、下手に高圧洗浄行うと、逆に外壁を傷めてしまったり、近隣に水が飛ぶ事によるトラブル発生の可能性もあるでしょう。

外壁表面が劣化している場合に高圧洗浄の高い水圧で水を吹きかけると、塗料がめくれてしまったり、外壁が割れてしまう可能性もあります。
水が建物内に侵入する経路を作ってしまう可能性があるので、劣化状況を踏まえて慎重に高圧洗浄を行わなければなりません。

また、周囲の状況を気にせずに闇雲に水を吹きかけて洗浄を行うと、汚れを含んだ水しぶきがお隣の洗濯物に掛かってしまい、近隣の方とのトラブルに発展する事例も実際にあります。

下手な養生をされた場合のトラブル事例

外壁塗装をする際には、サッシなどの塗料が付いてはいけない箇所にマスキングテープなどを使って養生を行います。
外壁塗装の仕上がりの良し悪しは、養生の良し悪しに掛かっているとも言えるのです。

養生が下手な場合、せっかく塗装をしたにも関わらず、塗料が色々な所に飛散して下手な仕上がりになるでしょう。
また、塗装する建物だけでなく、近くに停まっている車にもカバーをしてから塗装を開始するのが正しい工事の手順です。

注意していても、思わぬ所で塗料が飛んでいる事があります。
実際に、近隣の方の車に塗料が付着したというようなトラブル事例はよく耳にします。

下手なコーキングをされた場合のトラブル事例

外壁塗装を行う時には、外壁材同士の繋ぎ目やサッシ周りにあるコーキングの打ち替え、打ち増しを行います。
コーキングが劣化している場合、そこから水が侵入して柱などを傷めてしまう可能性があるからです。

職人が下手なやり方でコーキング工事を行うと、隙間が正しく埋められていない事による雨漏りの原因になる可能性があります。
また、十分に密着していない場合は本来の耐用年数を発揮せず、コーキングの裂けや剥離する場合もあるかもしれません。

コーキングは綺麗に打たないと、見た目が汚いデメリットも挙げられます。

下手な塗装をされた場合のトラブル事例

塗装技術が未熟な職人が工事を行えば、当然ながら下手な仕上がりになります。
下手な外壁塗装に見られるトラブルとして、液だれと塗りムラがあります。

液だれは、塗装した塗料が下に垂れて固まってしまっている状態です。
液だれの状態で仕上がっていると、塗料が持っている防水性などの機能を十分に発揮する事ができません。

液だれが起こる原因は、塗料を希釈して使用する際の分量を間違えていたり、技術がない職人が規定よりも厚塗りをした事が原因です。
中には悪徳業者が塗り回数を減らすために、厚塗りをしてごまかした事が原因という場合もあります。

塗りムラは、仕上げ塗りの忘れであったり、吹き付け塗装を行う際に風向きなどを考慮せずに行った場合に起こりやすいトラブルです。
下手な外壁塗装をされると、塗料が持つ機能を十分に発揮できないので、必ず避けたいトラブルだと言えるでしょう。

下手な外壁塗装をする理由!

下手な外壁塗装をする理由

下手な外壁塗装を行えばトラブルになる事は、塗装業者にも分かります。
それでも下手な外壁塗装をする業者がいるのも事実です。

理由は下記の2つです。

素人では分からない手抜き工事で経費削減をしている

常識のある塗装業者であれば、手抜き工事による下手な外壁塗装をしません。
手抜き工事をするのは悪徳業者です。

施工後にトラブルになった場合でも逃げてしまうため、仕上がりが下手であろうと気にしていないのです。
外壁塗装は、仕上げの塗料をそれなりに塗ってしまえば、素人には見分けが付きにくいでしょう。

悪徳業者の場合、手抜き工事を行う事で職人が働く日数や塗料を減らして、少しでも儲けようとしています。
結果的に、下手な仕上がりとなるというわけです。

下請け業者が手を抜いている場合もあるでしょう。
お客様と契約した元請け業者が安い金額で下請け業者に仕事を丸投げしている場合、下請け業者も何とか儲けを出そうと経費削減に頭を使います。

「使う塗料を減らす」「適当な作業で少しでも工期を短くする」というようなトラブルが発生します。
悪徳業者が手抜き工事・下請け業者の買い叩きを行っている結果、下手な外壁塗装になる可能性が高くなるのです。

塗装業者の知識不足

単純に塗装業者の知識不足によって、下手な外壁塗装になっているケースもあります。
塗装工事は、単に塗れば良いというわけではありません。

塗装する面に応じて、仕上げの塗料や下塗り材の変更、天候などに合わせた塗料の調合が必要になります。
知識不足の塗装業者が工事を行えば、最適な塗料や塗装方法を選択できなかった事によって、下手な外壁塗装になってしまいます。

外壁塗装は資格が無くても開業する事が出来る事が原因のひとつです。
塗装直後はそれなりに仕上がっているように見えるため、すぐに気づかないという怖さもあります。

塗装から数年して、雨漏りなどのトラブルになるという事例もあるため注意しましょう。

仕上がりが不満!下手な外壁塗装はやり直し依頼が可能?

仕上がりが不満な場合のやり直し

下手な外壁塗装だった場合でも、明らかに塗装業者が原因であれば、やり直しを依頼する事ができます。
契約を交わしているため、塗料が機能を十分に発揮できない状態で完了とする事はできません。

外壁塗装は人が行う工事なので、ミスが起こる事はあります。
良心的な業者であれば、ミスを認めて誠意ある対応でやり直しを行うでしょう。

問題は、相手が意図的に下手な外壁塗装を行う悪徳業者だった場合です。
やり直しを求めた所で応じないケースも多々あります。

悩まれた時は、消費生活センターや弁護士などに相談するようにしてください。

手抜きをされたら?クレーム相談先

手抜き工事をされた場合は、まずは施工を行った業者にやり直し依頼を相談します。
何かしらの理由を付けて対応してもらえない場合は、下記の相談先に連絡してみるのもひとつの手段です。

消費者ホットライン

TEL番号:188(いやや)※局番はありません
相談受付時間:平日9:00~17:00、土日祝日10:00~16:00

消費者ホットラインに連絡すると、お住まいの地域の消費生活センターを紹介してもらえます。

住まいるダイヤル

電話番号:0570-016-100、または、03-3556-5147
相談受付時間:10:00~17:00(土日祝日、年末年始を除く)

住宅リフォーム・紛争処理支援センターによる相談を受ける事が出来ます。
国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口で、様々なトラブルの相談を請け負っています。

ひまわりお悩み110番

電話番号:0570-783-110
相談受付時間:24時間いつでも相談可

費用が高くなる可能性があるため、一番の最終手段は弁護士に相談しましょう。
弁護士を紹介してもらえる前段階のため、ひまわりお悩み110番自体は無料です。

気に入らない場合のやり直しは可能?

外壁塗装は事前の打ち合わせはしっかりと行いますが、どうしても仕上がりのイメージが違うといったトラブルになるケースがあります。
面積効果や日光による光具合によって違って見える事が原因です。

ただし、注意しなければならないのは、気に入らないという理由だけではやり直しを行う事が出来ないという事です。
気に入らないという場合のやり直しは、追加費用を支払う事で可能ですが、割高となりますので十分に注意するようにしましょう。

明らかに塗装店が打ち合わせと違った内容を行っていた場合には、やり直しが可能です。
そのため、一度冷静に塗装店と相談してみる事をおすすめします。

下手な外壁塗装を防止!優良業者に依頼しよう

下手な外壁塗装を防止

下手な外壁塗装を防止するために、外壁塗装業者の選び方について解説します。

資格・許可の有無を確認する

塗装技術の資格や建設業許可の保有を確認する事で、上手な外壁塗装を行う業者か判断できます。
一級塗装技能士資格を所有する職人が所属していれば、塗装技術や知識が十分にある塗装業者と考えられます。

他にどのような資格を所有しているかという事も確認してください。
品質管理を意識している業者であれば、関連資格を所有しているでしょう。

おすすめ資格
・塗装技能士
・外壁診断士
・雨漏り診断士
・外壁塗装マイスター
・足場の組立て等作業主任者
・有機溶剤作業主任者
・建設業許可(塗装工事業許可)
・外装劣化診断士
・窯業サイディング塗替診断士
・建築士
・建築施工管理技士

また、会社として建設業許可を取得しているかの確認もポイントのひとつです。
建設業許可は、専任技術者の設置、実務経験、安定した資金力が必要なので、ひとつの目安となります。

アフターフォロー・保証が充実している

施工後のアフターフォロー・保証は、必ず確認をしておきたい項目です。
しっかりとした保証制度を整えている塗装業者であれば、技術に自信を持っていると考えて良いでしょう。

下手な外壁塗装を行った結果、保証によって何度もやり直しをさせられていては、会社の経営が立ち行かなくなります。
また、施主からの連絡のみで動くのではなく、1年に1回などの定期点検を行ってもらえるという所も見ておくようにしましょう。

ただし、保証に関しては、細かい内容や免責事項を確認しておかなければなりません。
「〇〇の場合は保証の対象外」という事もありますので、保証に関しても丁寧に説明してくれる業者に依頼したい所です。

また、「言った・言わない」にならないためにも、口頭だけではなく書面で確認しておくようにしてください。

見積書の項目に注目する

優良な塗装店であれば、見積書を見るだけで分かります。
見積書は金額だけではなく、項目にも注目しなければなりません。

・塗料の種類
・塗り回数
・塗装面積(㎡単位)
・付帯部などの塗装箇所
・その他の経費

上記のような項目などを細かく記載します。
使用する塗料の量や施工内容をごまかす事なく、丁寧な仕事を行っている場合には、見積書が適当になる事はありません。

外壁塗装が初めてで、見積書の項目が細かいかどうか判断しにくいという方もいるでしょう。
そういった方は、2~3社の業者と相見積もりで比較をする事で、見積書の内容が分かるようになります。

事前点検を丁寧に行ってもらえる

外壁塗装を行う前は、必ず家の事前点検(建物診断)を行ってもらえます。
この建物診断によって必要な塗料や塗装面積などを割り出していくため、適当な事前点検の場合は後々トラブルになるケースもあるでしょう。

点検が丁寧だと判断する事は、初めて外壁塗装を行う方にとって難しいと思います。
下記のような基準である程度判断すると良いでしょう。

  • 約1時間を掛けて丁寧に点検を行う
  • 診断結果の報告書が写真付きで分かりやすい

10分程度で終わるような業者や、診断結果を提出しない業者に関しては、手抜き工事になる恐れも考えられます。

写真付きで毎日の工事報告をしてもらえるか

外壁塗装の工期は7日~10日前後です。
毎日の進捗報告のメールを写真付きでもらう事は、手抜き工事防止にも繋がります。

施工前に工程表をもらっておけば、ちゃんと塗装工事が計画通りに進行しているかどうかも確認が出来ます。
また、最終確認の際には、必ずご自身の目で行うようにしてください。

塗り残し(室外機裏・樋、配管の裏、付帯部分、軒の下など目が届きにくい場所)、色ムラ、汚れ・傷、ちゃんと清掃を行っているかなどは確認しておくようにしましょう。

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