ファインシリコンフレッシュの耐用年数・値段は？どんな人におすすめの塗料？

ファインシリコンフレッシュは、大手塗料メーカー「日本ペイント」から製造・販売されている塗料です。
塗料グレードの中でも人気のシリコン樹脂を使用した塗料で、シリコン塗料の中でも圧倒的な施工実績があります。

見積書の中に「ファインシリコンフレッシュ」と記載があって、本当に良い塗料なのか、自分の家に合っているのか気になる方も多いでしょう。

• 耐用年数、値段などの特徴は？
• 施工例が知りたい！
• どんな方におすすめ？

当ページでは、上記のような疑問を持つ方に向けて解説しています。
国内には様々な塗料が存在しています。

自分の家の状況に合う・合わないもあるため、色々な塗料と比較検討するのがおすすめです。
塗装店によっても取り扱いの塗料が異なるため、2～3社程度の塗装店に相談すると、色々な塗料と比較検討する事ができるでしょう。

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ファインシリコンフレッシュは大手日本ペイントが販売！特徴を解説

ファインシリコンフレッシュを製造・販売する日本ペイントの会社概要は下記の通りです。

会社名	日本ペイント株式会社
本社所在地	〒140-8677 東京都品川区南品川4-7-16
代表取締役社長	喜田 益夫
電話番号	03-5479-3600
ホームページ	https://www.nipponpaint.co.jp/

2022年に「ファインシリコンフレッシュⅡ」としてリニューアルされています。
ファインシリコンフレッシュが販売されなくなったという事はありませんが、ファインシリコンフレッシュⅡでは従来の性能は変わらず、多目的用途で使いやすく、耐候性も優れた塗料となっています。

ファインシリコンフレッシュの製品仕様

ファインシリコンフレッシュの製品仕様を抜粋していますので、気になる方は参考にしてください。

樹脂	シリコン
ホルムアルデヒド放散等級	F☆☆☆☆
艶の状況	つや有り／7分つや有り／5分つや有り／3分つや有り
適用下地	コンクリート／セメントモルタル／PC板／ALCパネル／GRC板／セメント無機繊維版／鋼材など
塗装方法	適：刷毛、ローラー 可：エアレススプレー
希釈剤	塗料用シンナーA

カタログは公式サイトに掲載がありますので、下記を参照してください。
参照：ファインシリコンフレッシュのカタログ | 日本ペイント

2液型の弱溶剤シリコン塗料

2液型・弱溶剤で、シリコン塗料の中では耐久性に優れた塗料です。
ただし、弱めのシンナーを希釈するため、特に小さな子ども・妊婦・ペットを飼っている方に関しては、シンナー臭が気になる方もいるでしょう。

また、2液型の塗料という事もあって1液型と比較すると耐久性はありますが、技術力が必要です。
通常の塗装店であれば技術面では問題ありませんが、2液型塗料の施工例・ファインシリコンフレッシュ塗料の施工例は確認しておくようにしましょう。

>>1液型塗料と2液型塗料の違い
>>水性塗料と油性塗料の違い

機能性

ファインシリコンフレッシュの主な機能性は下記の通りです。

低汚染性	親水性が高く、雨水で外壁をセルフクリーニングする
防カビ・防藻性	カビや藻などの汚れを防止する
透湿性	湿気を逃す事で塗膜の膨れ・剥離を防ぐ
作業性	乾燥が早い、発泡がないなどの作業性に優れている

ファインシリコンフレッシュのメリットは？3つ解説

ファインシリコンフレッシュを利用する際のメリットも存在します。

シリコン樹脂の中でも耐用年数が長め

2液型・弱溶剤のシリコン塗料という事もあって、数多くのシリコン塗料の製品の中でも、耐用年数が長めというメリットがあります。
メーカーから公表されているわけではありませんが、おおよそ11～15年程度の耐用年数が想定されるでしょう。

シリコン塗料は価格と塗料の面から考えると、コスパが非常に良い塗料です。
コスパ重視で塗料を選びたいと言った方におすすめだと言えます。

多くの塗装店の取り扱いがある

ファインシリコンフレッシュは、人気で数多くの塗装店で取り扱いのある塗料です。
取り扱い店舗が多いと、それだけ相見積もりを容易に行う事ができます。

工事内容を同じにして見積書を2～3社程度で比較する事で、適正価格を知る事が可能です。
特に初めて屋根・外壁塗装を行う方は適正価格が分からず、相場以上の値段で契約をしたというトラブルも耳にします。

そのため、依頼する塗装店が決まっていない場合、相見積もりは必須と言っても過言ではないでしょう。
相見積もりの観点からも、取り扱い店舗が多い事はメリットだと言えます。

大手塗料メーカーの安心感！

数多くの塗料が開発・製造・販売されている中で、自分に合った塗料を選ぶ事は非常に難しいと言えるでしょう。
依頼を検討している塗装店に塗料の提案をされたとしても、特に初めて屋根・外壁塗装を行う方にとっては、本当に良い製品なのか見分ける事が難しい状況です。

そういった中で、大手塗料メーカーが製造・販売している塗料というだけでも、品質・施工実績ともに安心感があります。
ファインシリコンフレッシュを選んで塗料の品質で損をしたという事がないのは、それだけでもメリットだと言えるでしょう。

ファインシリコンフレッシュの2つの欠点・デメリット

ファインシリコンフレッシュを利用する際の欠点・デメリットも存在します。

臭いが気になる

弱溶剤塗料という事もあって、シンナーの臭いが気になるのがデメリットです。
弱溶剤なので通常の油性塗料よりも臭いは少ないのですが、それでも小さな子ども・妊婦・ペットを飼っている人に関しては不安が残るでしょう。

耐久性が高いのはメリットですが、臭いが気になるという方に関しては水性塗料を選択するのがおすすめです。
現在では水性のシリコン塗料でも耐用年数が長い塗料も販売されていますので、依頼を検討している塗装店に要望を伝えて最適な塗料を提案してもらうようにしましょう。

塗装技術が必要

2液型の塗料なので1液型と比較すると耐久性に優れていますが、取り扱いが難しい塗料です。
そのため、DIYで検討している方には向いていません。

塗装店のプロの職人であれば、よほど問題ありません。
ただ、塗装技術も必要とするため、2液型塗料の施工例は契約前に確認をしておくようにするのがおすすめです。

可能であれば、2～3社程度の塗装店に相見積もりをして、比較検討するようにしましょう。

ファインシリコンフレッシュの値段・平米単価は？

日本ペイントが公表している設計価格は、仕上げによって異なります（※実際の見積書に記載されている単価は設計価格よりも安い）。
下記を参照してください（※材公共価格は300㎡以上が基準）。

平滑(新設・モルタル・コンクリート)	3,940円/㎡(3工程・下塗りがJASS18 M-2012液形エポキシ樹脂ワニス(ファイン浸透シーラー)の場合))
平滑(新設・金属)	3,950円/㎡(3工程・下塗りがJASS18 M-109弱溶剤系変性エポキシ樹脂プライマー(ハイポンファインプライマーⅡ)の場合)
吹付タイル(新設・モルタル・コンクリート)	5,770円/㎡(4工程・JIS A6909複層塗材RE仕様(下塗りをファイン浸透シーラー、主材をタイルラック1液EPO-Sベース))
弾性凹凸(新設・モルタル・コンクリート)	5,770円/㎡(5工程・JIS A6909防水形複層塗材E仕様(下塗りをファイン浸透シーラー、主材をDANタイル中塗))
なみがた(塗り替え・モルタル・コンクリート)	4,620円/㎡(3工程・JIS A6909可とう形改修塗材E仕様(主材をアンダーフィラー弾性エクセル))
なみがた(塗り替え・モルタル・コンクリート)	4,490円/㎡(3工程・JIS A6909可とう形改修塗材E仕様(主材をパーフェクトフィラー))
なみがた(塗り替え・モルタル・コンクリート)	5,060円/㎡(3工程・JIS A6909可とう形改修塗材RE仕様(主材をDANフィラーエポ))
トップコート(塗り替え・モルタル・コンクリート)	2,960円/㎡(2工程)

TwitterやYahoo!知恵袋では、2,200円～2,800円／㎡（3回塗り合計）で記載がありました。

ファインシリコンフレッシュは、一般住宅用シリコン塗料の中で昔から根強い人気を誇る塗料です✨

寿命は10～12年と短めですが、高耐候性・低汚染・防藻防カビ性に優れてます💡

価格は2,200～2,400円/㎡で、抗弾性タイプの硬化剤にすると、サイディング外壁にもおすすめです🙌

— 塗り替え外装リフォーム専門店／株式会社アップリメイク (@up_remake) June 15, 2023

160平米の平面サイディングを
日本ペイントのパーフェクトフィラー１回
ファインシリコンフレッシュ２回塗りで
平米単価2800円は高いですか？安いですか？
適正価格をある程度教えて下さい。
保証は6年みたいですが、この塗料施工の場合の保証年数も適正か教えて下さい。
参照元：Yahoo!知恵袋より

2023年5月22日から塗料の値上げが行われています。
＞＞日本ペイントの塗料値上げ情報

インターネット上では、2,600円～4,730円／㎡と記載があるサイトもありました。
値上げ情報もあるため、幅広いですが「2,600円～4,730円／㎡」程度の平米単価と予測されるでしょう。

詳細は家の状況によっても異なるため、現地調査による見積もり依頼をしなければなりません。
適正価格を知るためにも、2～3社程度の塗装店でファインシリコンフレッシュの相見積もりをするようにしましょう。

ファインシリコンフレッシュコスパ重視のシリコン塗料を選びたい人におすすめ

ファインシリコンフレッシュをおすすめする人・できない人を特徴や口コミなどからの調査結果から考察しました。

値段から考慮した耐用年数が長めで、コスパ重視で塗料を検討している方におすすめです。
また、大手塗料メーカー「日本ペイント」が製造している塗料という事もあって、品質の面でも安心して選ぶ事が出来ます。

他の塗料と比較して価格も高くはないため、初期の塗装費用を抑えたいという方もおすすめだと言えるでしょう。
近年では「ラジカル制御型塗料」と言った塗料も販売されています。

価格から考慮した耐用年数も長いため、コスパ重視の方は「ラジカル制御型の塗料」もおすすめです。

弱溶剤でシンナー臭も弱めですが、ある程度の臭いは覚悟しなければなりません。
そのため、特に妊婦、小さな子ども、ペットを飼っている人に関しては、水性塗料を選択する人も多いと言えます。

また、2液型の塗料なので、塗装技術が必要です。
そのため、DIYで検討している方は、専門知識がない限りは1液型塗料にするようにしましょう。

依頼を検討している塗装店に、ファインシリコンフレッシュの施工例を見せてもらう事をおすすめします。

ファインシリコンフレッシュの口コミ・評判！施工例をSNSから調査

ファインシリコンフレッシュの評価・評判を、Googleマップ・Instagram・Twitter・Yahoo!知恵袋など、様々な媒体から調査しました。

ファインシリコンフレッシュの実際の施工例は、主にSNSから調査しました。
Twitterに関しては参考になる施工例は少ない印象です。

雨樋塗装
軽くケレンした後にミッチャクロン塗装
2液ファインシリコンフレッシュで仕上げ pic.twitter.com/NhyTIKNbv5

— エビスホーム【塗装屋・総合建築業】 (@fgV1iwWcrtzUez0) November 22, 2015

非常に多くの投稿があるため、「Instagramのファインシリコンフレッシュの施工例」から参照してください。

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