外壁塗装の保証期間は施工内容や業者によって異なる!契約前の確認は必須!

外壁塗装は高額な取引という事もあり、トラブル防止のためにも施工後の保証というのは非常に重要な項目です。

  • 「塗装工事をしたものの、保証はついていたのだろうか?」
  • 「塗装工事の保証は何をやってくれるの?」

保証は施工業者によって大きく異なりますので、塗装工事を行う前に必ず知っておきたい項目です。
当ページでは、保証種類、内容、よくあるトラブル、注意点などを掲載していますので、参考にしてください。

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外壁塗装の保証内容と種類

外壁塗装では、基本的には3つの保証が存在します。
各保証の種類やその保証期間について、以下で詳しくご紹介していきたいと思います!

独自の工事保証

塗装工事を施工するハウスメーカー、工務店、または塗装業者による独自の保証です。
塗装工事自体の保証はもちろんの事、アフターフォローまで保証内容やその期間などが施工業者によって大きく異なります。

知名度があるような大手メーカーや地元の工務店、塗装業者の場合、自社の品質保持と顧客対応の徹底から、小さな事でも点検などの対応をしてくれるケースがほとんどです。
また、一言で塗装工事といっても、工事期間中は足場の組み立て・撤去、部材の搬入など、非常に多くの業者が出入りします。

稀なケースだとは思いますが、工事期間中に自宅の所有物(車や外構)に工事業者が接触するなど、工事期間中そのものの保証の手厚さも一考したい所です。
外壁塗装の費用が安くても、保証内容が薄い独自保証を行なっている業者は避ける事をおすすめします。

塗料メーカー保証

塗料メーカーによっては、自社の塗料に不具合があった際に塗料の料金を保証してくれる所があります(数は相当少ないです)。
メーカーが保証するのは、あくまで自社の塗料の品質に対してのみです。

そのため、施工不良によって生じた塗膜剥離などに関しては、保証してもらう事が出来ません。
ただし、保証が出ているという事は、塗料メーカーの審査を通過した業者という証になります。

施工業者によって取引のある塗料も変わりますが、メーカー保証が付いている業者は施工不良による心配が少ないと言える業者が多いでしょう。

リフォームかし保険

リフォームかし保険とは、リフォーム工事後の瑕疵(欠陥)・施工業者の倒産に対して補償をしてくれる、第三者機関保証です。
施工業者が倒産してしまい業者からの独自の保証が受けられなくなった場合、この第三者機関が代わりに保証をしてくれます。

このリフォームかし保険に加入ができるのは、施主ではなく事業者です。
リフォームかし保険に加入している業者で施工を受けると、第三者機関から保証を受ける事ができるというメリットの他、施工後に第三者検査員による現場検査があります。

第三者検査員に現場検査をしてもらえるというのは、施工不良防止にも繋がりますので非常におすすめです。
ただ、保険料に関しては、一般的には施主側が支払う必要がありますので、注意しなければなりません(外壁塗装の場合は30,000円~60,000円程度)。

リフォームかし保険に加入している業者は、「一般財団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会」から検索する事も可能です。

一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会から、リフォームかし保険についての動画が公開されています。

外壁塗装の保証期間は塗料のグレードによって変わる

外壁塗装の保証期間は塗料のグレードによって変わる

外壁塗装の保証年数は、各塗料によって耐久年数が異なるため、塗料グレードによって変わります。
耐用年数が長くなればなるほど、保証年数もそれに応じて長く設定される傾向があります。

しかし、耐用年数と保証期間が長いものだと、それだけ塗装工事の金額も上がります。
次の塗り替えの時期が10年後なのか、それとも20年後がベストなのか、その期間の長さによって選ぶ塗料も変わってくるでしょう。

金額ももちろんですが、ご家庭のライフプランに添った耐用年数の塗料を検討するようにしてください。

塗料別の保証年数の目安

以下が、塗料別の保証年数の目安です。

アクリル塗料 1~5年
ウレタン塗料 1~5年
シリコン塗料 3~5年
ラジカル制御型塗料 5~10年
フッ素塗料 5~10年
無機塗料 7~10年
シーリング 1~5年
防水塗料 1~5年
サイディング 1~5年

フッ素塗料やラジカル制御型塗料、無機塗料については、その耐用年数が15~20年と比較的長期間です。
そのため、保証期間についても、他と比べて長めに設定されています。

また、シーリングとは、外壁塗装工事の際に窓回りや換気扇の周辺などの外壁との接続部に雨水の侵入防止のためにうたれる液体の事です(コーキングともよばれます)。
紫外線などによる摩耗で劣化が生じるため、耐用年数は長くても5年ほどに設定されている場合が多いでしょう。

サイディングとは、塗料ではなくタイルなどの建材を外壁に貼り付け外壁を保護するものです。
一見、保証期間は長く設定されていそうですが、タイルなどの建材そのものの保証になるため、こちらも同様に5年ほどまでのケースが多いでしょう。

また、自宅の立地条件などによって、海が近い家などでは潮風により劣化の進行が早いとみなされ、上記の保証期間の目安よりも短めに設定されている事もあります。

外壁塗装の保証が出来ない場合がある?

外壁塗装の保証が出来ない場合がある

外壁塗装の保証について、その全てが保証対象になるわけではありません。
結論から記載すると、塗膜の剥がれ(塗膜剥離)にのみ適応される場合がほとんどです。

塗膜剥離・色褪せ・チョーキング・劣化

塗膜剥離・色褪せ・チョーキング・劣化を細かく分けて解説していきます。

塗膜剥離

塗膜剥離とは、外壁塗装した塗装の膜(塗膜)そのものが下地から浮いてくる現状です。
これが生じる原因として考えられるのが、ケレン作業などとも呼ばれる塗装工事前の下準備である「下地の処理不足」により起こります。

そのため、一般的な塗装工事において、塗膜剥離は保証の対象となっています。

色褪せ・チョーキング・劣化

一方この3点については、その家の立地条件により大きく異なります。
なぜなら、これらの生じる原因は日当たりなどの立地条件により左右されるからです。

チョーキング現象とは、紫外線に影響によって劣化が進んだ際に生じる塗膜の粉吹き現象の事を言います。
ガードレールなどに素手で触れた際、手に白いチョークのようなものが付着するのがこれにあたります。

これらの色褪せ・チョーキングは、紫外線が原因で引き起こされる事が多いため、日当たりの良い家ほど短期間で生じる可能性が高くなります。
逆に劣化についてですが、日当たりが悪くじめじめしている壁に苔や藻が生じ、外壁を劣化させる原因となっているケースがあります。

こちらも環境要因によって発生の有無などが変わります。
そのため、これらは塗装業者の腕ではなく、自然に起きうる経年劣化によるものとみなされ、保証の対象にはならないケースがほとんどです。

ヒビ割れは対象外?

ヒビ割れが生じた際、塗膜だけのヒビ割れはすなわち塗膜剥離とみなされますので、保証の対象となる可能性が高いでしょう。
ここで問題となるのは、そのヒビ割れが塗膜ではなく外壁自体に起こっている場合です。

外壁本体にヒビ割れ(クラック)が生じた場合、それが地震などの自然災害によるもの、または線路近くに家が建っているなどの立地環境かどうかの判断ができません。
そのため、塗膜のみの剥離には対応してもらえますが、下地材である外壁本体からヒビ割れが生じている場合は、保証対応から外れる場合がほとんどです。

免責事項の確認は必須

塗装工事後にいざ保証を受けるとなった際に重要となるのは、保証書に記載されている内容の確認です。
保証書の内容には、一般的に塗装された部位別の保証年数と免責事項が書かれています。

天災や人為的な塗膜の不良(自転車を外壁にぶつけてしまった)などの、保証の対象にならないケースについて、詳しく記載されています。
そのため、もしものケースを想定して、まずはこちらをしっかり確認するようにしましょう。

また、注意をしたいのが、塗装工事後に別の業者に補修を依頼したケースです。
外壁塗装を「A」という業者に依頼した後、室内のリフォームで「B」という業者に依頼した際に外壁の一部補修してもらったケースで、再度不具合が生じたため、「A」に保証を求めるというトラブルが実際にあります。

この場合、たしかに塗装工事を施工したのは「A」の業者ですが、他業者が手を加えてしまった場合は、それがどちらの責任によって起こったかが立証できなくなってしまいます。
何か不具合が起こった場合は、必ず施工した業者に依頼するようにしましょう。

外壁塗装の保証でよくあるトラブル事例

外壁塗装の保証でよくあるトラブル事例

以下で、外壁塗装の保証についてのトラブル事例をもとに、保証の際に注意しておきたい点や対策についてご紹介します。
※執筆者が実際にハウスメーカーのリフォーム営業として勤務していた際に遭ったトラブル内容です。

【ケース1】保証書がなく保証なしになった!

塗装工事を契約する際、営業担当が「全部保証しますよ」などと都合の良い返答をした。
実際に保証を受けたい際に連絡をしたら、「保証書がなければ保証はできません」と言われ、結局保証が使えなかった。

家電や自動車など、保証を受ける際には必ず保証書が必要になる場合が多いですよね。
稀にですが、後の保証の責任から逃れるために、あえて口頭では保証がついていると伝えて保証書を発行してくれない、というケースがあります。

口頭での説明を受けていても、必ず保証書を発行してもらうように伝えましょう。
また、保証自体があっても、その保証内容について「言った、言わない」と後にトラブルになるといったケースもあります。

事前に防ぐという意味でも、保証書の内容にしっかりと目を通すようにするようにしてください。

【ケース2】施工業者が倒産してしまった

工事後に塗膜が剥がれている部分を見つけた。
保証期間中だったため、補修してもらおうと施工業者に連絡をとろうとした所、倒産してしまっていた。

工事を依頼した施工業者の倒産は、予想できるものではありません。
いざ保証を使おうとして倒産のために泣き寝入りするしかない、といった事例も存在します。

こういったケースを防ぐには、リフォームかし保険に加入している業者を検討すると良いでしょう。
ただし、外壁塗装における「リフォームかし保険」の保証期間は1年間と短いため、何かあった際はすぐに連絡する事をおすすめします。

【ケース3】何かにつけて対応してくれない

不具合が生じたため施工業者に連絡をとった所、「忙しいから改めて連絡します」と言って取り合ってくれない。
また、連絡が繋がっても、専門知識を一方的に述べられ対応してもらえない。

保証書も発行してもらっているにも関わらず、実際には施工業者が誠実な対応をしてくれないという上記のようなケースも存在します。
こんなケースに覚えておきたいのが、契約不適合責任という法律です。

契約不適合責任とは、契約時に約束した品質に対して、実際に引き渡された品質が劣っている場合などに、施工業者が責任を負う法的責任の事。
ただし、この責任期間は、原則不具合を認識した時から1年と短期間であるため注意しなければなりません。

外壁塗装工事の保証の注意点

外壁塗装工事の保証の注意点

外壁塗装工事で保証から外れるケースの他に注意したいのが、その保証内容と期間の確認です。

  • 保証内容が曖昧にしか記載されていない
  • 保証の記載そのものがない場合
  • あまりにも保証期間が長い場合

契約書や保証書で保証内容が記載があったとしても、上記のような場合は注意をした方が良いでしょう。
また、外壁塗装の費用があまりにも安い所の場合は、保証が手厚さが低くなるといったケースもあります。

外壁塗装の保証内容は業者によって違う

使用・提案している塗料に関して、業者によって大きく異なります。
また、塗装を行う家の立地や環境の差もあるため、保証内容は大きく異なるという事は、頭の中に入れておかなければなりません。

・保証期間
・保証部分

塗料のグレードや立地によって上記2点が異なりますので、保証書でしっかりと確認をしておくようにしましょう。
また、塗装費用を安く抑える所に関しては、十分な利益が取れず、施工後の保証が手薄になるといった事例も見かけます。

保証期間

使用する塗料のグレードによって、保証期間は変わります。
また、同じ塗料であったとしても、施工業者によって保証期間が前後する事はよくある事です。

「使用される塗料の耐用年数に即した保証期間になっているか」という点に注目すると良いでしょう。
短いからと言って粗悪だというわけではありません。

ただ、塗装費用が安いと保証が薄くなるケースもあります。
安いというだけではなく、保証部分もしっかりと見ておきたい項目と言えます。

保証部分

一般的に部位ごとに保証年数が変わります。
それは、屋根など紫外線の影響の大きい部分と、その他の外壁では劣化の進行も違うからです。

一括して「何年保証」と謳われている場合は、部位によっては一定の年数を越えると保証対象外と言われてしまう事もあります。
そのため、契約前には詳細が記載されているかどうか、契約書・保証書をしっかりと確認をしておくようにしてください。

また、屋根・外壁の他に、雨樋やモールなどの付帯部分と呼ばれる部分についても、保証期間が記載されていると安心と言えるでしょう。

10年、20年、30年の保証をしている業者は要確認

先程、一般的な外壁塗装の保証期間の目安について述べましたが、これらには明確な理由があります。
それは耐用年数の3~4割を目安にしている、という事です。

保証というものは、その品質が確かな場合に請負うものです。
そのため、「まずこの年数で瑕疵が生じる事はないだろう」といった期間を想定されています。

外壁塗装の場合、雨風にさらされる事はもちろん、立地によっては紫外線の影響などを受け、経年劣化が生じる事は塗装業界では周知の事実です。
そのため、あまりに短すぎる保証期間を除いては、信頼度の高い業者は「ここまでは大丈夫ですよ」いう明確なラインまでしか保証をしていません。

一方で、10年、20年の保証が付くと言われた場合、そもそもの保証内容はどういったものなのかという事もあわせて確認する必要がありそうです。
30年などの長期保証は聞いた事がありませんので、事前に確認が必須だと言えます。

保証から見る塗装業者選びのポイントは?

保証から見る塗装業者選びのポイント

外壁塗装を依頼する業者を選ぶ際に、保証の観点から選ぶという事も忘れてはいけません。
今回は、保証の観点から見た業者選びのポイントについて記載していきます。

創業からの年数を見る

塗装の保証期間として謳われている「5年」「10年」などの保証期間に満たない創業年数の場合、実際に保証期間を迎えた際にどういう対応をするのか前例を持っていないという事です。
そのため、その対応には十分に注意をしたい所です。

外壁塗装業者の開業に資格や免許は必要ありません。
ただ、「塗装技能士」や「建設業許可証」といった資格の取得には、長年の施工実績や実務経験が必要とされます。

こういった資格を所有しているかどうかも、創業年数とその信頼性を検討する際の参考になるでしょう。
また、創業からの年数が長いという事は、通常それだけの施工実績を持っている事が予想されます。

ただし、創業年数が短いからと言って、優良業者ではないと決めつけるのは早計です。
創業年数はあくまでもひとつのポイントとして見ておくようにしましょう。

施工後に定期点検を行ってくれる

施工後に定期点検を行ってくれるという事も重要な項目です。
施工業者にもよりますが、塗装工事後1年・3年・5年・7年・10年など定期的なスパンで専門の点検担当が自宅を訪問し、点検項目の記載されたチェックシートをもとに定期点検が行われます。

具体的な内容としては、下記のような項目など点検は多岐に渡り、業者によっては細かい点検項目が含まれています。

点検の項目例

・外壁を素手でこすり塗膜の粉吹き現象が起こっていないかを確認する(チョーキング現象)
・外壁にひび割れ(クラック)が生じていないかを目視やクラックスケールを用いて確認する
・塗装と同時施工したコーキング(※1)に摩耗が生じていないかを点検カメラによって撮影する

(※1)窓回りなど付帯部の連結部に施工する雨水侵入防止のためのゴム状の建材

点検後に撮影された写真を元に「点検報告書」がもらえるケースもあります。
もちろん、その際に発覚した不具合については、保証期間内であれば無償で対応してもらえるでしょう。

施主本人が目視で不具合を見つけるというのは、実際は難しい場合も多いと言えます。
そのため、専門の点検士に定期的に点検を実施してもらえるという保証は、非常に重要な項目です。

口頭ではなく保証書を発行してくれる

保証期間・保証内容の詳細について口頭で伝えらえていたとしても、保証書がなかった場合は責任を追及する事ができません。
また、保証書の内容についても、保証期間のみが記載されたものよりも、記載が細かければ細かいほど信頼度は高いと言えます。

塗料、工事自体の保証期間がそれぞれ記載されているか、また外壁・屋根・付帯部など部位別での保証期間についても触れられているかなども確認するようにしてください。
品質にこだわっている業者ほど、しっかりと保証書を発行してくれます。

そういった点も、業者選びの際には必ず確認しておきたい項目です。

塗料メーカーが設定する塗料の量を守っている

使用する塗料の量は、計算方法はメーカーによって違います。
ただ、1平米あたりに乗せる適切な塗膜の量というものが、各塗料メーカーにより指定されています。

見積作成時に塗料缶をいくつ発注するか決定する必要があるので、見積に記載がない場合は確認すると良いでしょう。
また、工事終了後、その見積通りに施工されたかどうかを施主に報告する工事施工完了書(報告書としている所もあります)を発行してもらえるかについても確認しましょう。

工事施工完了書(報告書)は、塗装業者が施工途中の段階で、下記のような写真を証拠として写真に撮ります

  • 塗料缶を開ける前のロットナンバーが記載された写真
  • 施工後に同じ塗料缶が空になった写真

それを工事担当者が報告書として作成して、完工後に施主に渡す事になっているものです。
これを見ればどれだけの量の塗料缶が使用されたのか、またその数は見積通り適正であったのかが一目で分かります。

使用する塗料が規定通りでなければ、本来の耐久性を発揮する事が出来ません。
また、塗料メーカーからメーカー保証が出されている場合の保証対象外となります。

施工後の報告書に塗料の量を守っているかどうかしっかりと報告をしてもらえる事で、施工業者として真摯に努力している姿勢が感じられるでしょう。

塗り回数が3回になっている

塗装工事は、一般的に外壁に付着した汚れを落とす高圧洗浄が行われた後、実際に塗膜を以下の3回に分けて塗っていくという工程です。

・下塗り
・中塗り
・上塗り

下塗りでは、後の上塗り塗料との密着性を高めるために、中塗りと上塗りとは別の下地材を塗っていきます。
中塗りと上塗りは「上塗り2回」と表現される事も多く、同様の塗料を2回に分けて塗っていく工程です。

外壁材の保護、防水性能の保持のために、しっかりと塗膜に厚みを持たせるなど、省く事のできない工程となっています。
塗り回数が少ないと保証された耐用年数となりませんので、注意しなければなりません。

そのため、見積りが他と比べて安すぎる場合や、他社と比べて工期の短さを特長としている場合などには注意が必要だと言えます。
工事担当者から工事工程についての説明が十分にあるか、そして見積書に回数がしっかり記載されているかを確認するようにしましょう。

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