外壁塗装でお金がない場合はローンをしてもやるべき?そもそも必要のない家は?

屋根・外壁塗装は10~20年の間で行うのが一般的です。
その中で、高額な料金となるため、お金がない場合でもローンを組んで無理やりでも行った方が良いのか疑問に思う方もいるでしょう。

  • お金はないけど外壁塗装はみんなやってる?
  • 必要ない家の特徴は?
  • ローンを組んでも行った方が良い?
  • 自分でやっても良い?

上記のような疑問を持つ方も多いでしょう。
当ページでは、外壁塗装が必要ない家の特徴、外壁塗装をしたいけどお金がないといった場合の対策方法、できるだけ費用を抑える方法などを解説しています。

外壁塗装のあれこれ編集部では、外壁塗装を行う際には、できる限り安く抑えるために、2~3社程度の相見積もりをおすすめしています。
価格を比較する事で、一番安い価格の業者に依頼する事が可能です。

また、単に安いだけではなく、工事内容も比べる事ができるため、手抜き工事になる・工事内容が薄くなる心配がありません。
特に初めて外壁塗装を行う方、お金がないが塗装工事を行う必要のある方は、相見積もりを行うようにしましょう。

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※本ページは、外壁塗装のあれこれ編集部が独自に作成したもので、定期的な見直しを行い情報の修正を行っています。ただ、概要・価格などの情報は必ず公式サイトを確認するようにしてください。

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お金がない!外壁塗装が必要ない家はある?

外壁塗装が必要ない家

外壁塗装を検討されるきっかけについて、同じ時期に建築された周囲の住宅が外壁塗装を始めた事や、塗装業者が訪問してきて外壁塗装の時期だと言われたと言った事が挙げられます。
中には、巡回してきた業者から「20年していないならすぐにでも外壁塗装をしないといけない!」と言われ不安に感じた、というケースもあるでしょう。

想定外に外壁塗装を検討するようになると、お金がないと言った状況も少なくはありません。
こうした際に、ご自身で外壁塗装が必要なタイミングを判断できる指標があれば、お金がない時でもメンテナンスをした方が良いのか、しなくても良いのか判断する事が可能です。

外壁塗装が必要ない家はあるのか、解説していきます。

20年していない!手遅れで無駄?

結論から言うと、外壁塗装が必要ない家があるというのは事実です。
また、20年外壁塗装をしていないから手遅れで無駄という事は決してありません。

大体1回目の外壁塗装工事をメンテナンスとして行う目安は、築10年~20年の間だと言われています。
ただし、新築時に使用されている外壁材の種類や自宅の立地環境によって、この目安の年数が変わってくる事は注意しなければなりません。

外壁の劣化の主な要因は、紫外線によるダメージを受ける事です。
そのため、日当たりの良い家ほど早くにメンテナンス時期が来ると言えるでしょう。

外壁の劣化を見極めるポイントは、以下を参考にしてください。

・外壁を触ると粉のようなものが手に付く(チョーキング現象が起こっている)
・外壁に藻やカビが付着している
・外壁が色褪せている
・外壁の継ぎ目にあるゴム材(コーキング)が摩耗している
・外壁材にひびが生じたり塗膜が浮いたりしている

上記のような症状がなければ、特に外壁塗装が必要な家だと言えるでしょう。
ただ、特に外壁材にひび割れ・塗膜の浮きが生じている場合、外壁塗装を行う緊急性は増していると言えます。

外壁塗装を行わなければならない場合に、どうしてもお金がないという方は、後述する「外壁塗装をしたいけどお金がない時の対策方法」「外壁塗装でお金がない時に少しでも安くする方法3選!」を参考にして、外壁塗装を検討してみると良いでしょう。

ローンを組んでまで行う必要はある?

Yahoo!知恵袋でも、ローンを組んでまで行う必要があるのかと疑問に思っている方が質問していました。
下記、抜粋した文章です。

屋根と外壁の塗装は必要ですか?
貯金ないので暫く出来ませんが
同時期に建てた近所がやっていて焦っています
最悪ローン組んでまでやるものなのかと…
参照:Yahoo!知恵袋より

上記質問の回答の中には、「雨漏りなどになる前に早めのメンテナンスが必要」「何ともなってないなら必要ない」というような意見がありました。
どちらの意見も間違いではありませんが、ご自身の家でローンを組んでまで塗装を行った方が良いかという判断は、塗装業者に無料の現地調査をしてもらうのが一番確実です。

ただ、現地調査を依頼する業者によっては単純に塗装を勧める会社もあるため、3社程度の塗装店に現地調査の依頼をして(※相見積もり)、全ての業者の意見を聞く事をおすすめします。
全ての業者に塗装を行った方が良いと言われた場合には、ローンを組んでまで塗装する事を検討してみると良いでしょう。

また、Yahoo!知恵袋の回答の中には、「自分でも塗装は可能」と記載がありました。
外壁塗装のあれこれ編集部では、DIYはおすすめしていません

塗装工事は知識・技術が必要で、単純に外壁を塗るだけではなく、下地処理などを丁寧に行う必要があります。
知識がなく下地処理や塗装工事をDIYで行ってしまう事で、すぐに塗料が剥がれて意味がなくなるケースも想定されるでしょう。

塗装した時間や材料費なども無駄になりますので、最初からプロに任せるのがおすすめです。

まずは外壁塗装に必要な費用相場の目安を知ろう!

外壁塗装に必要な費用相場の目安

お金を管理する上で、外壁塗装の費用相場の目安を知る事は重要です。
ただし、費用相場は主に使用する塗料の種類と住宅の大きさによって変わります。

一般的に塗料のグレードが上がるほど耐用年数も長期間になるため、次の外壁塗装時期をその分延ばす事が可能です。
一方、金額も同時に上がるため、メンテナンスサイクルとコストパフォーマンスのバランスについても検討が必要になるポイントかと思います。

屋根・外壁塗装を行う場合には、塗料の種類と坪数別の外壁塗装に必要な費用相場の目安を参考に、ご自宅に最適な塗料を検討してみてください。

外壁塗装のみを施工する場合の費用の目安

住宅の大きさは何坪と坪数で表現される事が多く、一般的な住宅の大きさは約30坪から40坪ほどと言われています。
以下が坪数別の外壁塗装のみを施工する場合の費用の目安です。

ご自宅の坪数と照らし合わせて参考にしてみてください。

坪数 塗装面積(㎡) 費用相場
20坪 79.2 約50~100万円
30坪 118.8 約70~110万円
40坪 158.4 約90~150万円
50坪 198.0 約110~170万円
60坪 237.6 約130~200万円

※㎡数の計算は、1坪3.3㎡で計算した後に係数(1.2~1.7)を掛けた金額で算出。今回は目安として1.2で計算。

値幅が大きいのですが、こちらは依頼する業者や塗料のグレードによって価格が異なるというのが理由です。
目安の価格となるのですが、基本的には上記の金額から大きく外れた金額という事はないでしょう。

また、簡単な内訳についてですが、この外壁塗装の費用の目安にはこれらの費用が含まれます。

・足場の建設・撤去
・養生
・外壁塗装前の外壁洗浄
・コーキング工事
・外壁塗装
・廃材処理

さらに、外壁の一部が劣化によってひび割れていたり破損していたりと、劣化の度合いによってはこれらの一般的な工事内容に加えて、外壁の補修などの費用が加算されるケースがあります。
また、立地状況によっては特殊な足場を組まなければならない場合もあり、こうした場合などにも見積もり金額に差異が生じます。

外壁塗装と屋根塗装を同時で施工する場合の費用の目安

次に、坪数別の外壁塗装と屋根塗装を同時で施工する場合の費用の目安についてです。

坪数 塗装面積(㎡) 費用相場
20坪 79.2 約70~120万円
30坪 118.8 約90~130万円
40坪 158.4 約110~170万円
50坪 198.0 約130~190万円
60坪 237.6 約150~200万円

外壁塗装と同時に屋根塗装を行う場合には、足場を同時に行う事ができるので割安です。
ただ、外壁塗装と比べて金額が上がるため、価格を抑えるために外壁だけの塗装を検討されるケースを聞く事があります。

外壁塗装工事の施工過程では2階などの高所作業のために、必ず先述の足場の建設が必要です。
この足場の建設代だけをとっても、数十万円の費用が掛かります。

そのため、長期的に見た場合、屋根塗装を同時に施工する事を勧められる場合がほとんどでしょう。
金額が上がってしまうために、屋根塗装については悩まれるポイントになるかと思います。

しかし、せっかく外壁塗装をしたのに「屋根の劣化が進んだためにそこから雨漏れが生じてしまった!」などというケースを防ぐためにも、外壁塗装をする際は屋根も同時に施工するのがおすすめです。

塗料のグレードを下げる場合の注意点

グレードが上がるほど耐用年数も長くなりますが、同時に金額も高くなる事がデメリットです。
そのため、特にお金がない場合に、工事金額を抑えるためにできる限り安価な塗料で外壁塗装をしたいという要望を聞く事があります。

しかし、リーズナブルな塗料ほど耐久性は長くないため、すぐに次のメンテナンスを考えなければいけなくなってしまうデメリットは考えなければなりません。
外壁塗装工事で一般的に使用される塗料(グレード順)と耐用年数、費用相場は下記の通りです。

塗料の種類 耐用年数 費用相場(材工価格)
アクリル塗料 5~8年 1,000~1,800円/㎡
ウレタン塗料 7~10年 1,500~2,500円/㎡
シリコン塗料 10~15年 1,800~3,500円/㎡
ラジカル制御型塗料 12~15年 2,200~4,000円/㎡
光触媒塗料 12~20年 3,800~5,500円/㎡
フッ素塗料 15~20年 3,500~5,000円/㎡
無機塗料 20~25年 4,500~5,500円/㎡

※あくまでも参考数値です。
※施工単価は3回塗りの合計金額

グレードを下げる場合の一例ですが、外壁は耐用年数の長い塗料で塗装を行い、外壁以外の雨樋や化粧モールなどの付帯部のみをウレタン塗料などを使用するという方法があります(※現在はアクリル塗料を使用する方はほとんどいません)。
こうする事で、金額を抑えた上で、しっかりと外壁部分の塗装の耐用年数を確保する事が可能です。

塗料のグレード別の解説もしていますので参考にしてください。
>>外壁塗装のおすすめ塗料は?ランク別の価格目安・特徴・選び方などを解説

お金がない場合に外壁塗装で生じる支払いのタイミングを考える!

外壁塗装工事で生じる支払いのタイミング

お金がないといった場合には、お金の管理も非常に重要な項目となるため、支払いのタイミングを考えなければなりません。
実際に外壁塗装で生じる支払いのタイミングについてですが、下記の3パターンが一般的です。

  • 工事契約後、前金として一部入金し、工事完了後に残金を入金する
  • 工事後に一括で入金する
  • 工事前、工事中、工事後と3回に分けて入金する

これらは外壁塗装業者によってどういった入金方法をとっているのかが変わるため、工事をしてもらう業者に問い合わせる必要があります。
また、工事の前金でまとまった金額を用意するのに間に合わないといった場合などは、業者に相談する事で最低限の入金に抑えてもらえる事もありますので、不安な場合は率直に相談してみてください。

注意したいポイントとして、稀に工事前に一括入金を求められるケースを耳にします(※ホームセンターに多い)。
施工前の段階で全額入金してしまうと、約束の時期に工事が行われなかったり、入金後連絡が付かなくなったりとトラブルの原因になりえる事が考えられるため、知名度のある企業以外は避けた方が安心でしょう。

外壁塗装をしたいけどお金がない時の対策方法

外壁塗装をしたいけどお金がない時の対策方法

最も重要なポイントである外壁塗装をしたいけどお金がない時の対策方法として、次の4つの方法が挙げられます。

リフォームローンを組む

リフォームローンでは、住宅の修繕工事に関わる費用を借り入れする事が可能です。
外壁塗装もリフォーム工事にあたりますので、工事費用を現金で用意する事に不安がある場合はリフォームローンを組むという方法があります。

【リフォームローンのメリット・デメリット】

メリット ・無担保でも融資してくれる場合がある事
・一般的に審査がそこまで厳しくないので比較的利用しやすい
デメリット ・金利がおおよそ2~5%で金利が高い場合がほとんど
・返済期間短くて借入金額によっては月々の返済額が家計を圧迫

お金がない場合にリフォームローンを検討される方は多く存在します。
審査が緩めで比較的利用しやすいというメリットがありますが、返済期間は1~15年と短く設定されており、月々の返済額が高くなるデメリットが挙げられます。

さらに、利用する際には審査が必要になる事や、借入金額に金利が上乗せされるため、トータルの返済金額が現金払いよりも多く掛かってしまう事などに注意が必要です。
トータルコストを抑えるために、金利・手数料無料でローンを提供している業者を探すのもひとつの手段でしょう。

知名度のある会社の場合は、金利・手数料が無料で行っている所もありますので、2~3社程度で相見積もりをして、見積もり金額を比較しながら検討する事をおすすめします。

住宅ローンの借り換え+リフォーム資金の借り入れ

ご自宅を住宅ローンで購入されている場合、「住宅ローンの借り換えを行う事でリフォーム資金を住宅ローンに合算する」という方法があります。
現在組んでいる住宅ローンを、さらに低い金利のものに借り換えする事で、下記のようなケースが考えられます。

  • リフォーム資金を合算してもこれまでの住宅ローンのみの返済額と近しい金額で借入れする事が可能になるケース
  • これまでの返済額よりも月々の返済金額は上がるものの、リフォーム資金の分も住宅ローンと同じ金利が適用されるため、リフォームローンを新たに組む場合と比べると総返済金額がお得になるケース

ただし、この方法では住宅ローンの借り換えを同時に行う必要があるため、注意しなければならない点もあります。

・審査が必要になる事
・借り換え時には手数料が必要になる事
・必ずしも借り換えでメリットが生じるとは限らない事
・住宅ローンの残りの返済年数など、利用状況によっては借り換えができないケースがある事

補助金・助成金について調べる

外壁塗装・リフォーム工事の場合、市区町村の自治体が助成金・補助金制度を発表している事があります。
一般的には、断熱性能を上げるリフォーム工事や、水栓などの水回り設備のエコ性能を向上させるような、省エネ性能にまつわる工事が助成金の対象とされている事が多いでしょう。

この補助金・助成金ですが、年度によって内容が変わったり、予算に達して補助金・助成金が終了している場合も考えられます。
したがって、下記のような方法で、現在受けられる補助金・助成金があるかどうかを調べてみましょう。

・お住まいの自治体で対象となる補助金・助成金があるのかをまず調べる(外壁塗装+地域名+助成金と調べると自治体のホームページが出てきます)
・対象の補助金があった場合に、施工業者からの工事をした証明が必要になるので施工業者に相談する

施工業者任せにしていたら、受けられるはずの補助金が申請漏れで受けられなかった、というトラブルも実際にあります。
そのため、まずはご自身で申請方法などを把握しておく事が安心です。

また、実際に補助金・助成金を申請した実績のある業者に依頼するのがおすすめだと言えます。

火災保険の加入内容を確認する

屋根・外壁塗装を検討される原因が自然災害による屋根・外壁材などの破損などの場合は、火災保険の加入内容を確認する事をおすすめします。
台風などの風災によって飛来物が外壁を破損させた場合や、雪や雹によって外壁・屋根材が破損した場合などは、火災保険が適用されるケースもあるでしょう。

ただし、これらはご加入の火災保険の内容によって、どこまでカバーする事ができるかが変わります。
そのため、こうした自然災害が原因で外壁の修繕を検討されている方は、まず保険会社に問い合わせてみて下さい。

また、以下のポイントに注意しましょう。

  • 被災から3年以内に申請する必要がある事
  • 施工予定の工事が免責金額(設定されている自己負担金額)を超える工事金額である事
  • 経年劣化は対象外である事

特に、外壁のひび割れやコケなどの付着など、外壁そのものが経年劣化のために起こっていると判断される事象については、火災保険の適用にならないケースがほとんどです。
基本的には外壁塗装は火災保険になるケースはなく、屋根塗装の場合で適用されるケースがあるという事を覚えておきましょう。

外壁塗装でお金がない時に少しでも安くする方法3選!

外壁塗装でお金がない時に少しでも安くする

外壁塗装の相場は分かったけど、実際に工事をするなら少しでも安く施工してもらいたい!
そんな方のために、外壁塗装でお金がない時に少しでも安くする方法3選についてみていきましょう。

地域密着型の外壁塗装業者に依頼する

まず1つ目が、地域密着型の外壁塗装業者に施工を依頼するという方法です。
大手ハウスメーカーやリフォームメーカーなどでは、施工業者の利益に加えてメーカーの利益も加算された見積もり設定になっています。

この中間マージンを圧縮する事ができるのが、直接契約して施工できる地域密着型の外壁塗装業者です。
見積もり作成・契約から施工までを一括して任せる事が可能なため、何度も打ち合わせをする必要がなく、スピーディーに話を進める事が可能という点もメリットだと言えるでしょう。

一方、お住まいの家がハウスメーカーで施工されている場合などは、外部の業者に依頼してしまうと自宅の長期延長保証などが外れてしまうといったケースもあります。
そのため、こういった点に注意してご自宅の契約状況を確認してみてください。

また、地元の塗装店の場合は、金利・手数料無料のローンを導入している所も少ないため、ローンを検討している方は難しい選択になる場合があります。
その他にも、地元の塗装店は数多くあるため、優良業者を見つけるのが難しいという点も挙げられるでしょう。

地元の優良な塗装店を見つけるために、2~3社程度で相見積もりして比較する事をおすすめしています。

複数の業者に相見積もりを取る

2つ目は、複数の業者に相見積もりを取る方法です。
平均して2~3社の見積もりを取る事で、どこの業者が最も低価格の見積もりを提示してくれるかが分かります

また、他業者との値段交渉の際にも、「ここまで値引きは可能かどうか」といった指標を作る事が可能です。
価格交渉だけではなく、その見積もり内容についても比較する事ができるのはメリットだと言えます。

価格が安くても工事内容が薄ければ意味がないため、見積もりの内容を比較する事で工事内容の濃さも比較できます。
一例として、「工事一式」といった抽象的な見積もり内容になっていないかという点に注目してみてください。

外壁塗装の見積もりは、住宅の大きさによって使用する塗料缶の数が決まりますので、ご自宅の大きさによって㎡単位で金額が変わってきます。
また、足場代や養生費など、それぞれの項目が細かい見積もりであるほど丁寧な見積もりであるという事が分かります。

丁寧に見積もりを作成している業者は、言い換えればそこに記載されている工事内容は責任をもって施工してくれるという事にも繋がるため、手抜き工事になっている可能性は低いと言えるでしょう。

率直に値引きしてほしいと伝える

率直に値引きしてほしいと伝えてみるようにしましょう。
「外壁塗装工事でも値引きをしてもらえるものなの?」という疑問をもたれるかもしれませんが、業者によってはこうして直接問い合わせる事によって値引きをしてもらえる可能性があるのです。

もちろん、初めから良心的な価格設定としているため、「それ以上の値引きは難しい」と断られるケースも想定されます。
一方で、率直に値引きの要望を伝えた事によって、稀に業者の閑散期に塗装工事の日程を入れるという条件で値引きをしてもらえたと言ったケースも耳にします。

施主側から要望を伝えないと、「塗装業者側から率先して値引きをしますよ!」と言ってくる事はあまり考えられません。
そのため、遠慮をせずに塗装業者に率直に値引きをしてほしい旨を伝えてみましょう。

外壁塗装でお金がなくても避けるべき行動3選!

外壁塗装でお金がなくても避けるべき行動

これまで外壁塗装でお金がない場合の対策方法などについて解説してきました。
お金がなくてもこれだけは避けた方がベターな、外壁塗装でお金がなくても避けるべき行動3選について見ていきましょう。

メンテナンスをしないまま放置はNG

メンテナンスをしないまま放置をしてしまう事は避けましょう。
このメンテナンスをしないまま放置する事がNGと言われる理由のひとつとして、外壁の劣化が進行して雨漏れなどが生じると、補修の金額が膨大になる事が挙げられます。

外壁塗装工事には、窓回りなどの雨水侵入防止のためのコーキング工事というものが含まれています。
このコーキングの劣化が進行すると、そこに生じた隙間から雨水が染みたり侵入する事に繋がるというわけです。

外壁塗装工事の他に雨漏れによる被害の修復も必要になるため、後回しにしたが故に被害が甚大になってしまう恐れがあるでしょう。
また、数年後に再度メンテナンスを検討した際に外壁の劣化が進行していると、当初不要だった外壁の補修などの見積もりが加算され、それだけ見積もり金額が高額になってしまう事も考えられます。

適正な時期にメンテナンスをするという事が、見積もり金額を最小に抑える最も有効な近道と言えるでしょう。

自分でやってしまうのは避ける!

近年のDIYの流行の影響で、「簡単な補修工事なら自分でできる!」とされる動画などをよく目にします。
しかし、自分でやってしまうのは避ける方が良いと言えるでしょう。

まず外壁塗装工事は平屋などでない限りは、2階などの高所作業をしなければなりません。
この高所作業はプロの職人でも安全ベルトの着用が定められるような危険な作業です。

万が一落下などがあった場合、通院代はもちろんですが、命に係わるケースもあるためおすすめできません。
また、最近は塗料缶や塗装に必要な部材がホームセンターなどで気軽に手に入ります。

しかし、こうした部材を揃えて行ったら結局数十万円というお金が飛んで行った上に、大変すぎて挫折してしまい無駄にしてしまった、という意見も聞きます。
外壁塗装工事を行う際は自分で行うのではなく、専門業者に任せるのがおすすめです。

相場以上にお得な業者には注意

外壁塗装業者を検討する際に、「足場代全額無料!」など驚くほどお得な値引きをしてもらえたと聞く事があります。
しかし、先ほども見積もりについて触れましたが、外壁塗装の工程は一般的に施工方法に差異はなく、変わる点といえば住宅の大きさと使用塗料のグレードです。

大きく値引きがあるという事は、他の項目、たとえば人件費などを通常より高めに設定して、その分大幅値引きでお得に見せているという可能性が考えられるでしょう。
本当にお得かどうかは、見積もり内容に不明な項目がないか、また「工事一式」という表記で不透明な部分はないかなどに注意し、その内容を精査する必要があるかもしれません。

相場以上にお得な業者には注意するようにしましょう。

外壁塗装でお金がない場合によくある質問

外壁塗装でお金がない場合によくある質問

外壁塗装でお金がない場合によくある質問についてみていきましょう。

必要ない工事を省くとお得になる?

外壁塗装工事において必要ない工事というものはあまり考えられません。
外壁塗装で塗装される部位は、大きく分けて「外壁」「屋根」「その他」に分けられますが、その他の部分にはシャッターボックス、雨戸、雨樋、化粧モール、庭のある方は門扉周辺を囲う壁などの外壁とは別の部位などが挙げられます。

特にシャッターボックスなどは、塗装をせずに放置していると塗膜が剥がれて錆が生じ、せっかく綺麗にした外壁などにそのもらい錆が付着するという事も考えられます。
こうした外壁に付帯している部位は、外壁塗装の際は同時に施工する方が安心です。

どうしても金額を抑えたい場合は、外壁に付帯していない、たとえば門扉まわりの壁部分などの塗装は省いたり、付帯部のみ安価な低グレードの塗料で塗装したりする事をおすすめします。

色を1色など絞ると安くなる?

結論から言いますと、2色使用した場合でも1色を使用した場合でも、その家に必要な塗料の数は決まっていますので、見積もり金額は大きくは変わらないと言えるでしょう。
業者によっては、1色の方が安くできるとしている事もあるようです。

ただ、2色分の塗料缶を発注して塗装時に塗料缶の調合をする事以外は工事の内容は全く同じなので、安いと言っても実際にはそこまで金額に差異がでないという可能性が考えられるでしょう。
「2色のうちの1色がどうしてもこの色で塗りたい」といった特殊色である場合や、高グレードの塗料であった場合は見積もり金額が上がる事があります。

しかし、同グレードの塗料の中であれば、「この中から2色選んでいいですよ」と見積もり金額はそのままで2色選ばせてくれる業者も存在します。

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