外壁塗装はまだするな!必要ない家の特徴と行った方が良いタイミングを解説!

外壁塗装は外壁の劣化が進行している状況では、必ず行わなければならない工事です。
そのタイミングというのは、家に使用している塗料の種類や工事の内容によって変わります。

必要なタイミングで行わなければなりませんが、外壁塗装はまだするなというような状況もあり得るわけです。
外壁塗装はまだするなと言ったタイミングをすぐにチェックしたい方は、「外壁塗装はまだするな!必要ない家の特徴は?」を参照してください。

不安を煽るような業者も存在しますが、そのような業者に引っかからないために、必要なタイミングや業者に依頼する際の注意点などを解説していきます。
また、実際に屋根・外壁塗装の業者を選定する際には、2~3社程度の業者に相見積もりをして比較検討する事をおすすめしています。

相見積もりして慎重に業者を選ぶ事は、消費者庁や各自治体、公益財団法人「住まいるダイヤル」でも推奨しています。
業者によって、「価格」「提案内容」「施工後の保証」「担当者との相性」など異なるため、自分に合う・合わないがあるでしょう。

高額な取引になるため、必ず複数の塗装店と比較をして慎重に業者を選ぶようにしてください。

【簡単30秒!】お住まいの助成金も分かる!無料で外壁塗装の適正相場診断をしてみる。

※本ページは、外壁塗装のあれこれ編集部が独自に作成したもので、定期的な見直しを行い情報の修正を行っています。ただ、概要・価格などの情報は必ず公式サイトを確認するようにしてください。

| 【新規開設】外壁塗装の業者選びの個別相談を公式LINEで無料で受け付けています。

>>公式LINE相談を希望する方は必ずこちらをお読みください。

公式LINEで相談を行う際には、必ず下記項目を明記するようにしてください。
※必要項目がない場合は返信が出来ませんのでご了承ください。

・業者選びや塗料に関する相談(業者トラブルは直接契約をした塗装店に相談してください)
・閲覧した記事のURLの添付
・現在の状況
・相談の経緯
>>外壁塗装のあれこれ公式LINEで相談する

外壁塗装はまだするな!必要ない家の特徴は?

外壁塗装はまだするなという状況は、建物の劣化状況によって異なります。
外壁に問題がない家は、まだ外壁塗装を行う必要がありません。

上記に該当する場合には、外壁塗装を避ける、または十分に検討した方が良いと言えるでしょう。

外壁の劣化症状が軽度

外壁には、様々な劣化症状が見られます。
軽度の場合は表面の汚れを落とすために、高圧洗浄を行うだけでも効果的でしょう。

自分で外壁の洗浄を行う場合は、安全に作業を行うために適切な道具や知識が必要です。
専門業者に高圧洗浄のみ依頼できる所もありますので、相談してみる事をおすすめします。

外壁の劣化症状が軽度の場合は、定期的なメンテナンスを行って早めの対処をするのは良い事です。
「汚れが気になった」という程度であれば、まずは高圧洗浄を検討してみると良いでしょう。

ただし、家によっては、足場を組み立てないと高圧洗浄が出来ない場合もあります。
その場合は、外壁塗装を行った方が結果的にコスパが良くなる場合もあるでしょう(足場を設定せずに行える場合もあります)。

ただ、劣化の症状が軽度など、初めて外壁塗装を行う方は分からないという方も多いと思います。
高圧洗浄だけでは難しい状況は、「外壁塗装を行った方が良いタイミングを解説!」にて詳細を記載していますので、参考にしてください。

雨漏りしている場合は?

雨漏りしている場合は、外壁塗装だけではなく補修やリフォームが必要です。
基本的に外壁塗装は​​、外壁を保護して雨漏りの予防や修復をするために行います。

雨漏りによる外壁塗料の剥がれ・劣化の場合は、外壁塗装だけでは意味がありません。
また、そのまま放置すると、ひび割れや浸食・腐食などが進行して、建物自体の劣化が進んでしまいます。

まずは業者に外壁の状態をチェックしてもらい、雨漏りの原因を解明して適切な補修・リフォームをしてもらいましょう。
正しい施工を行う事で、雨漏りが繰り返す事を予防して建物自体の保護にも繋がります。

雨漏りの原因の特定を行う際には、雨漏り診断士の資格を持つ業者に相談するのがおすすめです。

季節別の注意点

外壁塗装を行う際には、季節によって注意点が異なります。

春や秋に行う場合は気温が安定しており、塗装作業に影響が少ない季節だと言えるでしょう。
ただし、秋は台風の影響を受けやすく、天候によっては作業ができない事もあります。

夏に行う場合は気温が高く乾燥しているため、塗料が早く乾燥する事で作業をスムーズに進行する事が可能です。
ただし、梅雨などの影響によって、工期が伸びる可能性も考えられるでしょう。

冬に行う場合は気温が低く乾燥しているため、雪が無ければ塗料の乾燥が早いというメリットがあります。
ただし、地域によっては凍結による危険性や、雪の影響によって塗装作業が出来なくなる場合も考えられるため事前に確認が必要です。

季節によって塗装が全く出来ないという事はありませんが、工期が伸びたりする場合もあります。
そのため、今の季節に本当に外壁塗装をするべきなのか、ご自身のライフワークバランスも十分に加味して、季節によって異なる注意点を考慮しながら外壁塗装を行いましょう。

勢いで考えずに行った早すぎる契約

外壁塗装は高額な工事であるため、契約をする際には慎重に考えなければなりません。
特に、営業マンからの勧誘などで急いで契約をしてしまうと、外壁塗装はまだするなというタイミングで契約を行ってしまう場合も考えられるでしょう。

「今すぐに工事をしないと大変な事になる」「今契約すれば〇万円の割引が出来ます」というような営業トークには十分に注意してください。
すぐに外壁塗装を行わなくても、家が倒壊する事はありません。

外壁塗装を行うタイミングを見極めて、複数業者を比較してから契約するようにしましょう。

外壁塗装を行った方が良いタイミングを解説!

外壁塗装を行った方が良いタイミング

外壁塗装は住宅のメンテナンスにおいて重要な作業です。
外壁塗装を行う事で外壁の劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばす事が出来ます。

外壁塗装を行った方が良いタイミングは下記の通りです。

その他、外壁の状態や塗料の耐用年数によって、外壁塗装を考えるタイミングはあります。

上記も参考にしてください。

外壁にひび割れや色褪せがある

外壁にひび割れや色褪せがある場合は、外壁塗装を行うタイミングであると言えます。
外壁にひび割れや色褪せがあると、雨水や湿気が浸入しやすくなり、建物の内部に悪影響を与える恐れがあるのです。

外壁の防水性が低下するため、雨漏りの原因にも繋がります。
外壁にひび割れや色褪せがある場合は、早めに外壁塗装を行って建物の劣化を防ぎましょう。

チョーキングがある

外壁にチョーキング現象が見られる場合も、外壁塗装を行うタイミングです。
チョーキングとは塗装面から白い粉が出てくる現象で、外壁を手で触った際に白い粉が付いた場合は外壁の劣化が進行している証拠だと言えます。

チョーキングが進行すると塗装面が脆くなり、風化や剥離、カビや藻の発生などが起こりやすくなります。
チョーキング現象が見られたら、まずは塗装店に家の診断をしてもらう事をおすすめします。

苔やカビがある

外壁に苔やカビが生えている場合も、外壁塗装を行うタイミングです。
苔やカビは、外壁の表面に付着した汚れや湿気によって発生します。

苔やカビが生えていると、外壁の表面が腐食して色あせや劣化が進行してしまいます。
苔やカビが発生している場合は、高圧洗浄を行った上で外壁塗装を行いますが、塗装店に依頼すれば必ず高圧洗浄は行ってもらえます。

汚れをしっかりと落とさないと再発する可能性がありますので、高圧洗浄で落ちない場合はバイオ洗浄もおすすめです。

竣工から10年は早い?築20年で外壁塗装は嘘?

外壁塗装のタイミングは、竣工から10年では早いのでしょうか。
結論、一般的に新築住宅の場合は、竣工後10年程度が外壁塗装の最適なタイミングとされています。

しかし、建物の設計や施工状況・使用している塗料などによっては、劣化が早まる場合も考えられるでしょう。
その場合は、10年よりも早い段階で外壁塗装が必要です。

また、20年以上経過している建物であっても、外壁の状態が良好であれば外壁塗装を行わなくても問題ありません。
ただし、20年以上経過していると、外壁塗装が必要な場合がほとんどです。

こちらも外壁材の種類によっても異なりますので、絶対に築20年で外壁塗装をしなければならないというのは嘘という事になります。
「タイル」や「レンガ」の外壁材の場合は耐久性にも優れているため、20年経過しても必要ないとは言われています(コーキングの補修などは必要)。

外壁の状態を確認して、必要に応じて施工を検討するようにしましょう。

  • ひび割れがある
  • 金属部分がサビている
  • 外壁を触ると白い粉が付く

上記のような場合は、外壁塗装を行うタイミングだと言えます。
まずは塗装店に家の診断をしてもらうようにしましょう。

塗料の耐用年数から考える

塗料の耐用年数は、塗料メーカーや種類によって異なります。
外壁塗料には、一般的に5年から10年程度の耐用年数が設定されています。

高耐久の塗料であれば10年以上の製品もありますので、下記の表を参考にしてください。

塗料の種類 耐用年数
アクリル塗料 5~8年
ウレタン塗料 7~10年
シリコン塗料 10~15年
ラジカル制御型塗料 12~15年
光触媒塗料 12~20年
フッ素塗料 15~20年
無機塗料 20~25年

※あくまでも参考数値です。

ただ、耐用年数はあくまでも目安であり、塗料の性能や外気温度、雨水の影響などによって変化します。
外壁の状態を確認して、必要に応じて早めに塗り替える事が重要です。

塗料に関しては、種類別に特徴を解説しているページがありますので参考にしてください。

外壁塗装を放置すると手遅れになる?

外壁塗装を放置すると手遅れになるのか

外壁は家の外観や構造に欠かせない重要な部分です。
しかし、外壁は風雨や太陽光によるダメージを受けるため、日々劣化していきます。

外壁が劣化すると様々な問題が生じるため、放置すると手遅れになる場合もあるでしょう。
手遅れになる前に対策が必要ですので、放置した場合にどうなるのか知っておくようにしてください。

外壁の劣化が早くなる

外壁は紫外線や雨風などの自然環境による影響で、ひび割れや色褪せなどが生じます。
外壁の劣化は、年数や気候条件などによって異なりますが、外壁塗装を放置する事で劣化が早く進みます。

ひび割れや色褪せなどの症状がある場合、外壁塗装をする事で劣化を防いで耐久性の維持が可能です。
また、外壁に苔やカビが生えると、外壁の素材に侵食を起こして外壁の劣化を早めます。

特に湿気の多い場所や陰が多い場所では苔やカビが発生しやすいため、こまめなメンテナンスが必要です。
放置すると、外壁だけではなく、雨漏りも発生しやすくなるデメリットもあげられます。

外壁の張替えが必要になる

外壁を放置すると劣化が進行して、最悪の場合は張替えが必要になるのです。
外壁を張り替える場合、建物に大きな負荷が掛かる事があります。

そのため、張り替え工事には建物の構造や基礎などを調査して、適切な工法を選定しなければなりません。
大規模な工事で費用も高額になるため、外壁塗装を放置する事は避けましょう。

家の外観が悪くなる

外壁が劣化すると、家の外観が悪くなってしまいます。
外壁の剥がれ・色褪せで、建物全体の印象が悪くなるのです。

外観が汚くなる程度であれば、気にならない方もいるでしょう。
しかし、壁面が割れたり、ひびが入ったりすると、安全上の問題も生じる可能性があります。

外観を良くするために、高圧洗浄などを検討している方もいるでしょう。
ただ、外壁塗装を行わなければならないタイミングで高圧洗浄のみで外壁を綺麗にしたとしても、家の耐久度が回復されるわけではありません。

そのため、しっかりと外壁塗装を行わなければならないタイミングを見極めて、塗装工事を検討するようにしましょう。

外壁塗装を業者に依頼する際の4つの注意点

外壁塗装を業者に依頼する際の4つの注意点

外壁塗装は家を長持ちさせるためにも重要なメンテナンスです。
しかし、適切な業者を選ばなければ、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

外壁塗装を業者に依頼する際の注意点は下記の4つです。

悪徳業者に依頼すると無駄になる

外壁塗装を依頼する際に避けなければならないのが悪徳業者です。
悪徳業者に依頼をすると、手抜き工事などで外壁塗装を行った意味がなくなってしまう可能性もあります。

下記項目については十分に注意しなければなりません。

・大幅な割引を行い当日に契約を迫る
・安い料金で手抜き工事をする
・契約後に追加工事を進めて高額な追加費用を請求する
・保証期間中でも修理や対応を行わない
・悪い口コミ・評判が出回っている

悪徳業者を避けるためにも、当日契約などは絶対に避けるようにしてください。
口コミや評判を見るだけではなく、2~3社程度の相見積もりを行う事をおすすめします。

複数業者の見積書を比較する事で、価格だけではなく、手抜き工事なのかどうかも判断できるでしょう。

相見積もりを取る

外壁塗装を依頼する際には、複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。
相見積もりをする事で、料金や工事内容の比較を行う事が出来ます。

注意点は、価格の安さだけで業者を選ぶのは避けましょう。
価格部分は安くても、見積書の項目を見てみると手抜き工事になっている可能性もあります。

そのため、見積書はしっかりと目を通して、内容を見る事が大切です。
見積書でチェックしなければならない項目は、「契約書の内容をしっかり確認する」の項目を参照してください。

下記は、相見積もりを行う際の注意点、比較ポイントなどをまとめてあります。

契約書の内容をしっかり確認する

外壁塗装を業者に依頼する際は、契約書の内容を確認する事が重要です。
契約書には、工事内容、価格、保証期間、工期などが明記されており、確認しないまま契約すると後々トラブルに繋がる事があります。

見積書を見る際には、下記のポイントを押さえるようにしてください。

ポイント

・金額
・塗料の種類
・塗装面積の数字
・塗り回数
・足場代
・その他の経費
・工期
・一式表記が多くない

契約書の内容を理解して、理解できない部分や納得できない部分は担当者に確認する事が必須です。
見積書の項目で「一式」の表記が多く、見積書の項目の内容が全く分からない場合や、項目数が明らかに少ない場合は手抜き工事の可能性もあります。

項目数が少ないかどうかを判断するためにも、複数業者と相見積もりをして比較検討するようにしてください。

家の点検を丁寧に行ってくれる業者を選ぶ

外壁塗装を業者に依頼する際、事前の無料点検を丁寧に行ってくれる業者を選ぶ事が重要です。
塗装前に家の状態を十分に点検していない業者に依頼すると、手抜き工事になる可能性もあるでしょう。

事前点検が適当になると、塗装後に問題が発生する可能性が高まり、追加費用になるケースも考えられます。
ただ、点検がしっかりと行われているかどうかを確認する方法は、初めて外壁塗装を行う方にとっては難しいのではないでしょうか。

ひとつの目安として、「1時間程度かけて点検を行ってくれるのか」という時間を見ると分かりやすいと思います。
悪徳業者の場合は、10~20分程度で終わる所もあるようです。

塗装店によっては、無料の家の事前点検で2時間かけて行ってくれる所もあります。
また、優良業者であれば、点検後には見積書だけではなく、細かい診断結果も写真付きでまとめてもらえるのも特長です。

家の状態をしっかりと把握した上で、適切な工事を行わなければなりません。
そういった意味でも、事前点検をしっかりと行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。

外壁塗装でお金がない場合はどうしたら良い?

外壁塗装でお金がない

外壁塗装は建物の美観や耐久性を保つために重要なメンテナンスですが、お金がない場合はどうしたら良いのでしょうか。
まずは、塗装が必要かどうかを正確に判断する事が重要です。

外壁塗装をまだするなというタイミングで行う必要はありません。
当ページを確認して、「外壁塗装を行った方が良いタイミング」に該当する場合は、塗装工事を検討するようにしましょう。

お金がないという場合には、下記のような手段が考えられます。

・リフォームローンの利用
・助成金、補助金の確認
・火災保険の適用の確認
・使用する塗料を出来る限り安い製品にする
・相見積もりで可能な限り安い業者に依頼する

リフォームローンを利用した場合は、金利による支払い総額が高くなる可能性があります。
ただ、業者によっては金利無料で対応している所もあるため、キャンペーンを行っている業者を探すのもひとつの手です。

さらに、自治体によっては、外壁塗装の助成金・補助金制度を設けている場合があります(対応していない場合も多い)。
自然災害であれば火災保険の適用が出来る可能性もあるでしょう。

塗料の選択では、安い塗料を使用する際には、コスパが悪くなる可能性もあります。
そのため、安いからという理由だけではなく、ご自身の状況に合わせた塗料の選択が必要です。

また、相見積もりを行い、比較検討する事で安く塗装工事を行える可能性も高くなります。
外壁塗装を放置すると後々に余分な費用が必要になる場合もありますので、お金がない場合でも自分の状況に合わせた対策を検討しましょう。

【PR】ヌリカエ
\無料で相場が分かる/
ヌリカエ

ヌリカエは無料で相場を算定する事が可能です。
既に見積もりを済ませた方でも、適正価格を知るために利用される方も多くいます。

また、お住まいの助成金情報の聞いたり、相場の算定利用した後の勧誘の営業電話はなく、専門アドバイザーによる外壁塗装の相談をしてもらえるのも特長です。

\無料で適正価格の診断/
ヌリカエ公式サイト
https://lp.nuri-kae.jp

※本記事は(ヌリカエ)の運営元である株式会社Speeeの委託を受けて作成しております。
※本サイトでは、ウェブサイト運営費確保のための広告配信を行っています。本サイトに掲載されている各業者様のサービス概要、評価などの情報は客観的事実に基づいていたもので、利害関係による記述は一切ありません。景品表示法に基づき、広告が掲載されているページにはPR表記を行います。
※本サイトの記事は、公平・正確な情報を提供するために「消費者庁」「国民生活センター」「住宅リフォーム・紛争処理支援センター・住まいるダイヤル」の情報も参照しています。参照元は明記しています。
※本サイトはGoogleのガイドライン・コンテンツポリシーを参考にコンテンツ作成をしていますが、情報の正確性・信頼性・安全性を担保するものではありません。