クールタイトFは、大手塗料メーカーから製造・販売されている遮熱機能を持った屋根用塗料です。
クールタイトシリーズの中でも、フッ素樹脂を使用しているという事で、耐用年数が長い塗料となっています。
大手塗料メーカーの製品なので取り扱いのある塗装店も多く、遮熱塗料を検討している方で提案された方も多いでしょう。
その中でクールタイトFを選んでも良いのか、疑問に思われた方に向けて解説してきます。
- クールタイトFの口コミ・評判は？
- 耐用年数・価格などが知りたい！
- おすすめ出来る人・出来ない人の特徴は？
当ページでは、主に上記のような疑問を持つ方に向けた記事です。
屋根用の遮熱塗料は、国内でも様々な製品が製造・販売されています。
「価格」「機能性」「耐用年数」の観点から、自分に合う・合わないがあります。
塗装店によっても取り扱い塗料が異なるため、2～3社程度の塗装店に塗料の提案・相談をすると良いでしょう。
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クールタイトFはエスケー化研が開発！製品の特徴は？
クールタイトFを製造・販売するエスケー化研の会社概要は下記の通りです。
| 会社名 | エスケー化研株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒567-0034 大阪府茨木市中穂積3-5-25 |
| 代表取締役社長 | 藤井 実広 |
| 設立 | 昭和33年4月17日 |
| ホームページ | https://www.sk-kaken.co.jp/ |
クールタイトFの製品仕様
クールタイトFの製品仕様を抜粋していますので、気になる方は参考にしてください。
| 主要構成成分 | フッ素樹脂 |
|---|---|
| 艶の状況 | 艶有り／3分艶／艶消し |
| 塗装方法 | 吹付／刷毛／ローラー |
| 希釈 | 塗料用シンナーA |
| 期待耐用年数 | 8年～10年 |
遮熱塗料では艶消しがない製品が多いのですが、クールタイトFでは艶消しがある事もメリットです。
2液型の弱溶剤塗料
2液型の塗料で1液型と比較すると、作業に技術が必要です。
技術は必要としますが、耐久性に優れていると言ったメリットがあります。
塗装店はプロなので2液型塗料の塗装が出来ないと言った事はありませんが、施工例を事前に見せてもらう事をおすすめします。
また、弱溶剤塗料という事で、少しシンナー臭が気になる塗料です。
特に小さな子ども・妊婦・ペットを飼っている人・近隣住民が気になると言った方は、水性塗料を選択するようにしましょう。
>>1液型塗料と2液型塗料の違い
>>水性塗料と油性塗料の違い
カタログ・色見本が見たい！
クールタイトFの色見本は公式サイトにも公表されていますが、下記の画像を参考にしてください。
色のラインナップも豊富なので、デザイン重視の方でも色々な色から選べる事はメリットです。
色に関しては、光の当たり具合や面積効果で実際の家とは異なって見える場合があります。
そのため、塗り板での確認、カラーシミュレーションでの打ち合わせを丁寧に行っておくようにしましょう。
遮熱塗料は、色によって遮熱効果が異なる事も覚えておかなければなりません。
遮熱効果がある色にしたい場合は、日射反射率の高い色にすると良いでしょう。
カタログに関しても、公式サイトで公表されていますので下記を参考にしてください。
クールタイトFの3つのメリット
クールタイトFを利用する際のメリットも存在します。
遮熱の効果がある！
クールタイトFの一番の特長として、遮熱の効果があるという事です。
特に夏場の暑い季節に、遮熱効果がある事で暑さを軽減する事が出来ます。
また、エアコン代の節約にもなるでしょう。
過度な効果の期待は避けなければなりませんが、日差しが強く室内が暑くなると言った方は、一度検討してみる価値はあります。
その他の機能性が揃っている
クールタイトFの主な機能性は下記の通りです。
| 高耐候性・耐久性 | 雨や紫外線などの劣化に強く、耐久性がある |
|---|---|
| 防カビ・防藻性 | カビや藻など微生物による汚染に強い |
| 低汚染性 | 汚れの付着による遮熱効果の低下を防ぐ |
遮熱性に優れているという事が目に行く塗料ですが、汚れが付きにくく外観を綺麗に保つ事が出来るのはメリットです。
また、汚れは遮熱効果を下げますが、汚れが付きにくくなる事で遮熱効果の低下を防止する事ができるのもメリットだと言えます。
遮熱塗料の中では価格が安め！
遮熱塗料自体は、価格が高いといった特徴があります。
それでも遮熱塗料は耐用年数や機能性が高いため、検討されている方も多いでしょう。
クールタイトFは、2液型・弱溶剤の屋根用フッ素塗料の中でも、価格が比較的安いと言った特長があります。
遮熱塗料と検討していて、出来るだけ費用を抑えたいと言った方にはおすすめの塗料です。
クールタイトFのデメリット2選！
クールタイトFを利用する際の欠点・デメリットも存在します。
耐用年数が低め
他の屋根用の遮熱フッ素塗料と比較しても、耐用年数が低めです。
日本ペイントから販売されている「サーモアイ4F」の場合は12年～15年程度の耐用年数で、クールタイトFが8年～10年だという事を考えると、耐用年数が低いと言えるでしょう。
耐用年数が低いと塗り替えサイクルが短かくなるため、生涯コストが高くなる可能性もあります。
外壁に塗装する塗料との耐用年数のバランスを見て決めると良いでしょう。
耐用年数も重視する場合には、他の塗料も候補として検討して比較するのがおすすめです。
価格自体は高い
クールタイトFはフッ素樹脂の塗料ですが、遮熱塗料という事で通常塗料よりも価格が高い事がデメリットです。
とにかく安く屋根・外壁塗装を行いたいと言った方は、そもそも遮熱塗料自体をおすすめ出来ません。
とにかく価格を安く抑えるためには、フッ素樹脂ではなく、コスパの観点からシリコン樹脂がおすすめです。
また、塗装店によっても価格の違いがあるため、2～3社程度で比較検討するようにしましょう。
クールタイトFの価格・単価を掲載！値上げ情報がある？
メーカーから公表されている設計価格は、トタン屋根：5,120円／㎡、スレート屋根：5,160円／㎡（下塗材込）です（※300㎡以上を基準）。
あくまでも設計価格なので、実勢価格に関してはもう少し安い価格で見積書に記載があるでしょう。
取り扱いをしている塗装店や外壁塗装メディアを調査した所、4,000円～4,600円／㎡（3回塗り）で記載がある事が多くありました。
ただし、エスケー化研から値上げ情報も公開されています。
そのため、あくまでも上記の施工単価は目安にするようにしましょう。
正確な価格を知るためには、現地調査による見積もりをして、2～3社程度の塗装店で相見積もりする事が理想的です。
当編集部でもおすすめしている「ヌリカエ」では、審査を行った塗装店で相見積もりを行うサービスを無料で提供しています。
また、塗装費用の適正診断も完全無料で行っているため、既に見積書を持っている人、初めて屋根・外壁塗装を行う方は、ぜひ一度試してみると良いでしょう。
クールタイトFは出来るだけ安い遮熱塗料を選びたい人におすすめ
クールタイトFをおすすめする人・できない人を特徴や口コミなどからの調査結果から考察しました。
おすすめできる人
・安めの遮熱塗料を選びたい人
・艶消しを選びたい人
遮熱塗料自体は通常塗料と比較すると高めですが、クールタイトFは他の遮熱塗料と比較しても安めの価格となっています。
出来る限り安い遮熱塗料を選びたいと言った方におすすめです。
遮熱塗料では艶消しがない製品も存在します。
クールタイトFでは艶消しが可能なので、艶消しの遮熱塗料を探している方にもおすすめだと言えます。
おすすめできない人
・耐用年数が長い遮熱塗料を選びたい人
・とにかく塗装工事の価格を抑えたい人
価格が他の遮熱塗料と比較して安めな分、耐用年数に懸念が残るでしょう。
耐用年数を重視した遮熱塗料を選びたいと言った方は、他の製品を選ぶ事をおすすめします。
また、遮熱塗料の中でも安めだと言っても、遮熱塗料自体の価格は高い事がデメリットです。
そのため、出来る限り安く塗装工事をしたい人に関しては、遮熱塗料自体をおすすめする事が出来ません。
クールタイトFの評判は？インスタグラムで施工例の投稿あり
クールタイトFの評価・評判を、Googleマップ・Instagram・Twitter・Yahoo!知恵袋など、様々な媒体から調査しました。
また、クールタイトFの実際の施工例に関しても、主にSNSから調査しましたが、投稿が少なくInstagramに数件投稿があった程度です。
Instagramの施工例は「InstagramのクールタイトFの施工例」から参照してください。
実際に依頼をする際には、塗装店の施工例を確認しておくようにしましょう。
また、実際に施工を行った方に関しては、下記よりぜひ口コミを投稿して頂けたらと思います。
実際の施工例の口コミを投稿してみよう！
まだ当メディアに投稿された口コミ・体験談はありません。
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既に見積もりを済ませた方でも、適正価格を知るために利用される方も多くいます。
また、お住まいの助成金情報の聞いたり、相場の算定利用した後の勧誘の営業電話はなく、専門アドバイザーによる外壁塗装の相談をしてもらえるのも特長です。
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